another point of view

2017-12-07
(第3972話)another point of view vol.9  コミュニケーション 超・能力(49)~蝶形骨と横隔膜〜 

対談
「ジュンコ・メソッドで育む
コミュニケーション 超・能力」
続きです。

 

ジュンコ先生
「蝶形骨は、
呼吸筋としておなじみの横隔膜とも深い関連があるのよ」

 

エレナ
「へぇ!?
なぁんか、あんまり、関係なさそうな感じなのに。
どーいうつながりなんだろう?」

 

ジュンコ先生
「蝶形骨と横隔膜は、筋膜つながりなのよ。
ちょっと試してみようか・・・
軽く前屈して、そのまんま、呼吸してみて」

 

エレナちゃん、試している。

 

エレナ
「ちょっと、きついです。息、しにくいです」

 

ジュンコ先生
「では、一度、カラダを起こして・・・
両耳を軽く揉んでみて。
ゆるめる感じでね」

 

エレナ
「わぁ、気持ちイイ!
耳って、こってるんですね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
では、もう一度、前屈して。
で、耳を横に引っ張りながら、呼吸してみて」

 

エレナ
「あぁ、息、しやすいです。
なぜ、だろう!?」

 

ジュンコ先生
「耳をひっぱることで、
側頭骨と蝶形骨の間にスキマができて、
蝶形骨がリラックスしたのよ。
そのゆるみが筋膜に伝わって、横隔膜もゆるんだ.
だから、よ」

 

エレナ
「へぇ〜!!すごい」

 

ジュンコ先生
「ロルフィングの世界では、
『蝶形骨がゆるみ、解放されない限り、
本当に“楽”な呼吸はない』
とまで言われているわ。
それほどに、
蝶形骨と横隔膜って、
筋膜でダイレクトに連動しているのね。
本来の楽な呼吸ができているときには、
肺の動きと合わせて横隔膜は上下に動いているもの。
それとともにわずかだけど蝶形骨も上下するのよ。
これが、本来の、自由で快適な呼吸なの。
現代人は、
そういった本来の呼吸が出来ている人が、
ほとんどいないらしい。
まずは・・・横隔膜が上下しにくいの」

 

エレナ
「それは、横隔膜が固くなっているから?」

 

ジュンコ先生
「ええ。
固定されている感じね。
ストレスのかかった状態では、
呼吸を止めぎみにしているものなの。
ショックな体験では、完全に、息をとめている。
これが一瞬ではなく、長期にわたる場合、
無意識に『息を止めた状態』にしていることが多い。
だから、横隔膜がだんだん固定されちゃう」

 

エレナ
「・・・」

 

ジュンコ先生
「それにね、
耳を緊張させている人もすごく多いのよ。
嫌なことを聞くとき、人は“耳”を硬くする。
拾いたくない音を、拾うまいと、頑張るのよ」

 

エレナ
「わぁ〜分かる感じします(苦笑)」

 

ジュンコ先生
「音に対して敏感な人も、
耳を緊張させやすいわ。
耳の緊張は、
(耳の)すぐそばにある蝶形骨を硬くする。
とたんに、横隔膜も硬くなる・・・」

 

エレナ
「耳の緊張で蝶形骨が硬くなるなら、
目も、そうではないですか?」

 

ジュンコ先生
「そうなの!よく気がついたわね!」

 

エレナ
「だって、
蝶形骨のある位置って耳の近くだけど、
目の近くでもあるから」

 

ジュンコ先生
「その通りなのよ。
蝶形骨は耳にも目にも鼻にも近い。
だから、
聴覚、視覚、嗅覚に影響を与えているのよ。
それらの狂いは、
すべて、横隔膜の狂いになる・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”スタン専科、ラテン専科
無事終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

スタン専科
カラダをゆるませることの大切さ
カウンター・バランスの意味深さを
感じていただけたんじゃあないかな。
ラテン専科
音楽をかけずに、じっくりと
自分のカラダに集中し続け踊っていただきました。

スタン&ラテンともに、
なんと“大阪”に追いつきました!!
すごーい!

おめでとうございます。

 

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2017-12-07 | Posted in another point of viewNo Comments » 
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