another point of view

2016-05-03
(第3388話)another point of view vol.5 敬老学(14)~意識・イメージを使う〜 

ジュンコ先生と絆音(くれな)ちゃんの対談
テーマ
「敬老学・入門」
老いることによってしかできない勉強
1つ目は「リキまない」
2つ目は「重力下での動き方」
3つ目は「意識・イメージを使う」

 

絆音
「なるほど。
意識、イメージって大事なんだ・・・」

 

ジュンコ先生
「そう!
実はね、その辺りも、老いた方が学び良いのよ。
ということで、3つ目は
『意識・イメージを使う』よ。
なんらかのアクションを起こす場合、
筋肉の力でヤル前に、
意識、イメージを使うと、質が変化する。
そのアクションをするにふさわしい、
良い意識、イメージを与えると、
抜群の効果を生むものなのよ。
そのアクションに、
カラダの色んな部分が総動員で参加してきて、
感覚が豊かになるわ。
実際に、試してみましょうか。
『右手を上にあげる』
まずは、なんのイメージもなく、
ただただ上げてみて。
(絆音ちゃん、試している)
次、いい?
『指先に、シルクのスカーフを持っているイメージ』で、
フワァっと上げてみて」

 

絆音
「あぁ、なぁんか、いい感じです」

 

ジュンコ先生
「そうね。
動きも綺麗だわ。
イメージに筋肉が反応したのよ。
次ね、
自分のカラダを鉄の塊だと、
イメージしてみて」

 

絆音
「わわっ、苦しいし、重いです」

 

ジュンコ先生
「じゃぁ、次
自分のカラダに、スキマがたくさんあって、
そこに空気がいっぱい入ってきたと、
イメージしてみて」

 

絆音
「あぁっ、風船みたいな感じで、軽いです。
イメージってすごーい」

 

ジュンコ先生
「意外に、早く、しかも強力に変化するでしょ」

 

絆音
「そうですね。
驚きました。
でも、ご老人に、そういった意識や、
イメージってできるものなのかなぁ。
難しそうに思ってしまうのですが」

 

ジュンコ先生
「ところが、意識やイメージは、
若者よりうまくいくケースが多いのよ。
意識やイメージをする操作は、
氣、エネルギーの世界の出来事だから。
言い換えれば、
意識やイメージによって変化するのは、
エネルギーなの。
それから、やや遅れて、
物質である筋肉が変化する。
だから、エネルギー状態にシフトした老年期の方々の方が、
素直に変化しやすいのよ。
ミョーな筋肉操作をしないからね」

 

絆音
「そうなのですね!
よく、合気道なんかで、
ご老人が若者を投げる映像がありますが、
あれも、意識、イメージからのパワー?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
それを引き出すための、
トレーニングは実践されているでしょうけれどね」

 

絆音
「あぁ、それを聞きたいです。
重力と仲良く生きていくための、
リフトアップ機能訓練
や、
意識やイメージ力を鍛える訓練って、あるのですか?
また、
『敬老学』的にみて、
そういったものは必要なのですか?」

 

ジュンコ先生
「いい質問ね。
そういうことに引っ掛けて
老いから学べること、4つ目、いくわよ。
『ボディ・メンテナンス』

 

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2016-05-03 | Posted in another point of viewNo Comments » 
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