another point of view

2016-05-04
(第3389話)another point of view vol.5 敬老学(15)~ボディ・メンテナンス〜 

ジュンコ先生と絆音(くれな)ちゃんの対談
テーマ
「敬老学・入門」
老いることによってしかできない勉強
1つ目は「リキまない」
2つ目は「重力下での動き方」
3つ目は「意識・イメージを使う」
4つ目は「ボディ・メンテナンス」

 

絆音
「重力と仲良く生きていくための、
リフトアップ機能訓練
や、
意識やイメージ力を鍛える訓練って、
あるのですか?
また、
『敬老学』的にみて、
そういったものは必要なのですか?」

 

ジュンコ先生
「いい質問ね。
そういうことに引っ掛けて、
老いから学べること、4つ目、いくわよ。
『ボディ・メンテナンス』
自分のカラダに慈しみと感謝を持って、接する。
そして、シフト・チェンジを果たしていくのよ」

 

絆音
「シフト・チェンジって、
物質中心状態からエネルギー中心状態へ、
ですね?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
物質としてのカラダをできるだけ、
休ませ、いたわりつつ、
エネルギーの道管としての働きをしてもらうための、
強化訓練に入っていくのよ」

 

絆音
「へぇ〜!
老年期からの強化訓練ですか!?」

 

ジュンコ先生
「その通り。
『自分のカラダに慈しみと感謝を持って、接する』
という想いを基盤に、カラダの中にある、
エネルギー配線を強化、整えていくのよ。
これは、いわゆる、若い肉体には不向きなの。
エネルギー配線を頼らなくても、動いてしまえるからね。
それに、
『自分のカラダに慈しみと感謝を持って、接する』
なぁんてことも難しい。
ねぇ、絆音ちゃん、
そういう想いになかなかなれないでしょ」

 

絆音
「そうですね。
でも、以前、
ストレスからの急性の胃腸炎で入院したことがあるんです。
結構、長引いて、会社もダンスもお休みしました。
復帰できた時、
『カラダを労ろう、無理しないようにしよう』
という想いとともに、
カラダが元気で動いているってことに感謝しました。
でも、今は、忘れてしまっていますね」

 

ジュンコ先生
「そうね。
カラダがいろいろ不自由になってくる老年期は、
そういう想いを継続させることができやすいのよ。
『毎日、自分のために動いてくれてありがとう』ってね。
そして、ジワジワ、
本領発揮の方向にシフトしていくの」

 

絆音
「あのぉ、
強化訓練って、どんなものがいいのですか?」

 

ジュンコ先生
「あぁ、そうだったわね。
老年期の訓練とは・・・
若い頃、力んで痛めた部位の修復
今まで使ったことのない部位を活性化
そうすることによって、
天や地を始め、
様々なのエネルギーを利用できるカラダを作っていく」

 

絆音
「ジュンコ・メソッド・エクササイズの大半が、
そんな感じですよね?」

 

ジュンコ先生
「実は、そう。
得に、
キュア(治療)や音楽(おんらく)体操は、
『敬老学』に基づいて作ったものとも言えるわね」

 

絆音
「キュアって?」

 

ジュンコ先生
ブレス(呼吸)キュア
ポスチュア(姿勢)キュア
ヒップ・ジョイント(股関節)キュア
というのがある。
教師になる方に伝えていっているわ。
音楽体操は、
音楽を使った、ボディ・メンテナンスよ。
カラダとの対話が弾むようになって、
筋肉とか骨とか、筋膜とか・・
自分を構成してくれるモロモロと、
新たな関係を結ぶことができるわ。
リキムことのない、本当の関係を、ね」

 

絆音
「素晴らしいですね。
これこそ、老ないと学べないこと、ですね」

 

ミニ・ミニ ボイス

ワークショップ初日無事終了!

基礎中の基礎。
「すごく勉強になった」
と、言っていただけて、良かったぁ。
要るテクニックと要らないテクニックを識別すること
自分のカラダの癖、偏り、力みをとる習慣もできる。

さぁさ、みんな、上手くなるよぉ。

 

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2016-05-04 | Posted in another point of viewNo Comments » 
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