快刀乱麻クリニック

2017-10-03
(第3907話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(63)~フリー・アームは振り付けない!~

第35回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

「ランニング・ロック・ウィズ・レディーズ・ランニング・ジグザグ」
もう少し、続きます。

前回は、コンタクト・アームに関する問題、だったけど、
今回は、フリー・アームに関する問題だよ。

フリー・アーム
男性は、左腕
女性は、右腕だ。

「男性の左アーム
かっこいい動きを目指したい。
どうやったら、いいのかな?」

「女性の右アーム
男性に近寄った時は、男性に触れ、
離れた時は、外へラインする・・・
あのアクション、素敵!やってみたい」

てな、声が多いけど、さぁて、どーしましょ?

これは、特に、
ランニング・ロック・ウィズ・レディーズ・ランニング・ジグザグ
に限ったことではないのだが、
ワタクシ、思うに、
フリー・アームの“振り付け”は、
できる限り、やらないほうが良い。
“振り付け”とは、
「このシーンでは、こうやって手を上げて・・・」
みたいな、行動の指示だ。

理由・・・
手・腕の動きは、手・腕のみで、成されるものではない。
非常にたくさんの要素が、絡んでくるんだよね。
例えば、ただ単に、
「手を上に上げて」
という場合でも、少なくとも、以下の要素が必要になってくる。

「カラダの中から」
「背骨から送り出して」
「肩甲骨周辺をゆるませて」
「脚部と連動して」
「呼吸を感じて」

ってことは、今現在の時点での
その人の
カラダの中
背骨の状態
肩甲骨周辺の柔軟性
脚部とのつながり
呼吸・レベル
云々によって「手の上げ方」は、
みんな違ってくるってもん。
だから強制的な“振り付け”は、難しいんだ。
表面的な形だけをモノマネしても、
どこかで、カラダに無理がかかってしまうんだ。

ランニング・ロック・ウィズ・レディーズ・ランニング・ジグザグでは、
特に、女性、右腕のフリー・アームにご注意を。
上記のように
「男性に近寄った時は、男性に触れ、
離れた時は、外へラインする」
を、自分のカラダと相談せずに
“振り付け”だから、やる・・・は、オススメしない。
カラダに無理をかけながらやっちゃうと、
メッチャ、りきみを生じるよ。
りきむため、スピード、パワーが生まれない。
「ランニング・ロック・ウィズ・レディーズ・ランニング・ジグザグ」
の“体感”の面白さがなくなってしまうんだよね。
もち、女性の力みは男性へと伝染し、
大変!なことになるかもよぉ(汗)

カラダの仕組みに則った「ナチュラル」を目指すことこそが、
「かっこいい」
「素敵」
な、フリー・アームへの早道、ってこと
覚えておいてね。

ん?
でも、やってみたい?
OK
明日、続きを話そう。

 

ミニ・ミニ ボイス

ヒデ君が、チャーハンを作ってくれた。

玉ねぎ
人参
ウィンナー・・
ベーシックなチャーハンなのに、至極美味。
野菜の甘みが効いていて、メッチャ、コクがある。
彩りもきれい。

あ、これ・・・
高校の時の、お弁当の味だ。

と、思い出したとたん、
涙が、ドッ。
ヒデ君、びっくり。
「大丈夫?」

それは、
大・大好きだった、
お母さんの「やきめし」の味だった。

「今日は、やきめし」
って日は、心が弾んだ。
お昼休みが、待ち遠しかった。
私が、大・大好きなのを知っていた母は、
やや大きめのアルミ製の弁当箱の端から端まで、
ぎゅーぎゅー詰めにしてくれていた。
それを
デカいスプーンですくって、パクパク・・。

また、食べられるなんて、思っていなかったよ。

 

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2017-10-03 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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