快刀乱麻クリニック
2017-08-13(第3856話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(26)~ホバァ・クロス~
「あのフィガーの見過ごし難点に迫る」
お次のフィガーは
「ホバァ・クロス」
ワルツのフィガーでもあるけど、
今回は、スロー・フォックストロットで取り上げるね。
ホバァ・クロスの「hover」は、
ヘリコプターのホバァリング
「空中停止」の意味ね。
いわゆるピクチャー・ポーズではないけれど、
コーナー近くでフワンって開く、
美しい「花咲フィガー」だ。
学連時代、先輩が踊る姿を観て、魅入られたもんだ。
なぁんか、スタイリッシュでしょ。
それに、気持ち良さそう!でもあったもんなぁ。
でも、実際に踊ってみると・・・
アララ、なんて難しいの!?
そう!
問題多発のフィガーとなったのだ。
プロになってからも、苦手意識は消えず、
自分が踊るのも、生徒さんに教えるのも
超ムズだった・・・
さて、
快刀乱麻クリニック院長のジュンコといたしましては、
「ホバァ・クロス」
こんな風に思ってます。
「たった7歩の中に、これでもか!?
ってくらいの学びが詰め込まれてあるフィガーね」
「どういう学びかって!?
ナチュラル回転
ヒールターンのリード&フォロー
ポジション変換
スウェイ
ローテーション
ヘッド・チェンジ
カウンター・バランス
それらをスムーズに行うための、
インナー使い、股関節使い、アバラ使い・・
ざざっとあげても、こんな感じ(笑)」
「ワタシ的には、ホヴァ・クロスは、
ピクチャー・ポーズとして扱った方が、面白い。
移動よりも、その場におけるバランスの妙を味わいながら、
いかに美的に魅せるかにこだわったボディ使いをやるうちに、
『結構、移動もしちゃった!』って感じがいい」
して、問題点は・・・
「上記、学びの部分は、すべて問題点になりうる」
「固まって踊っている方がすごく多い」
「クロスの際、
相手が思った通りの場所に来てくれないため、
互いに居心地が悪い」
「遠心力など、要らない力が加わることがある」
この辺りの解決もねらいながら、
次回から、
「ホヴァ・クロス」
の見過ごし難点、観ていくね。
ミニ・ミニ ボイス
“東京”ユニプラ終了!!
皆さん、ありがとうございました。
練習時間も含め
約4時間、ずーっと踊っていたね。
インナーが「ギュ〜ッ」結束して使える
パワフルさも出てきて、びっくり!
おめでとう。
NETの
「股関節をたたむ」
そして
秘伝「鼠蹊部モミモミ」
も効いたようね。
さて、
本日、ワークショップは、
スローファンデーション完成だよぉ。
進化系・フレームの続編
上記、ホヴァ・クロスも取り上げまーす。
よろしく!
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