快刀乱麻クリニック

2017-08-03
(第3846話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(16)~スピンターンをスイングで踊る~

前回の続き。

種目を超えたところでの、
スピンターン「見過ごし難点」の解決をしておきたい。

そもそも、向かい合って立っている男性と女性が、
なぜ、回転できるのか?
それは、横へずれて立っているからだ。
試しに、これから言うようにやってみて。

クローズド・ポジションになる。
4トラックを意識する
相手の両足の間に、自分の右アシが入る位置に立つんだ。
で、そのアシの位置をちょこっと意識しながら、
左右へスイングを起こす。
そうして、体重を乗せ換える。
両足を開いたまんま、行ったり来たり・・

どうかな?
なぁんか、回転したくない?
しかも、右回転。
これが回転の始まりなんだ。

では、お互い左足に乗り換える前、
ちょこっとカラダの中を引き込んでみて。
そう、スイングかけながらね。
どう?
回転がしっかりかかってきたでしょ。

ここまできたら、今の状態をチェックしよう。

右足に移る際、
お互い「前進」しているような感じがしない?
それでいいのだ・・・
これがスピンターンの原理なのだ。

ここから学ぶべきは・・・
回転も、
横のスイング運動が基本。
相手の位置関係のズレから、自然に回転が起こる。
インナーへの引き込むスイングが増すほどに、
しっかり回れる(角度がつく)
右と左の役割の違いに気づき、
それがスイングの感覚の違いを生み(左は引く右は前進)
ボディ、アームへと展開される
引き込むのは、腕の力ではない

思うに、
スピンターンで回転しているのは、
まず、背骨
そして、インナーレッグ
さらに、インナーレッグの起点であるアバラの下部
腕・アシは、付属だ。
で、最終的には、
体重が移り変わったアシの上で、
上方へのフワァ〜つまりスイングがいる。
こうして、ようやく
スピンターンも回旋というスイングで踊ることが可能になる。

ねねね!
上級身体操作でしょ?

これができるとようやく
潜在的引っ張りはなくなり、
もち、スローの
エクステンディッド・リバース・ウエーブ内の
スピンターンへの道も開けてくる!

 

ミニ・ミニ ボイス

“大阪”ワークショップ初日です。
ご参加くださる皆様、ありがとうございます。

開場後、すぐから練習OK。
え?
何の練習だって!?
「スロー・ファンデーション」
最初のベーシック部分を来られた方から、
随時、お伝えします。

今回は、前半のみ・・・だけどね。
学習発表用作品が、また、生まれるよ。
楽しみだなぁ。

“東京”ワークショップで「目からウロコ組」続出だった、
進化系フレームの作り方も
伝授予定です。

 

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2017-08-03 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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