快刀乱麻クリニック

2017-04-25
(第3746話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る コネクト・モード新考察(37)~内側の繊細な変化を捉える~

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「コネクト・モード新考察」
お付き合いくださってありがとう。

ラスト
改めて確認しておきたいんだけど・・・
コネクションって、
男女それぞれの
カラダの内側での変化を伝え合うことなんだな。
そう「カラダの内側の変化」だ。
「カラダの外側の変化」ではないってところがキモ。
ただし、
内側の変化が、外側の変化を起こし、
前進やら後退やら移動に結びつき、
その移動から生じる距離感も、
コネクションに大きく関わってくるって点を見れば、
当然、外側の変化も伝え合っているといえる。

でも、やっぱ、大事なのは、内側の変化・・・
それも、ものすごく繊細な変化を
伝え合っているものだと知って欲しいんだ。
その繊細さを実感し、理解できないまま、
外側の世界でのコネクションを行うと、
「計算ミス」を生じてしまうからなんだ。
色んな種類のミス、多発になるけど、
特に、相手との距離感が狂ってしまう・・・
言い換えれば、
内側の変化がちゃーんとできないと、
外側の変化の伝え合いに支障が出るってことなのだ。

とはいえ、
コネクションを実際にやり取りするのは、手、だ。
なので、日頃から意識して
自分の手の性能をあげておくほうがいいね。
相手と手を触れ合っただけで、色んな情報をやり取りでき、
「カラダの内側の変化」
伝え合うことができる手になるようにね・・・
てな、話をレッスンでした時
???な生徒さんにむけて、
こんなことをやってもらうんだ。

「自分の両手をグリップしてください。
そう、握り合って、ね。
で、しばらく、そのまんまで、小さく呼吸をしてみよう。
ほのかぁな、かすかな、呼吸のほうがいいわ。
ゆっくり、吸ったり、
吐いたり・・で、呼吸を感じていてください」

「そんまんま、いい?
カラダの中の様子を感じてみて」

カラダが進化してきている人は、
こーいうレッスン時を、
「面白い!」って思える。
カラダにクリアな、反応が起こるからなんだ。
(カラダの)内側が、自動的に、
いろんな変化を始めるんだ。
もちろん、呼吸をしているから、
それなり変化はあるわけだが、
それ以上に、インナーがうごめき始めるんだ。
それを捉え始め、自分の内側に溶け込んでゆく・・・

次に、ワタシはこう導く。

「では、手のグリップ感を感じてみて。
ね、左右の手が、馴染んでいないですか?」

両手が、しっくり、
いい感じになっていることに気づいてもらうんだ。

「では次に、息を吸って、吐いて・・としながら
グリップ変化を加えてみましょう。
吸って・・・としたとき、
左右の手がほんのすこーし離れていく感じ
吐いて・・・としたとき、
左右の手がやや近づく感じ
に、やってみましょう」

「左右の手がほんのすこーし
離れていく感じの時は、引き合う
左右の手がやや近づく感じの時は、押し合う・・
それが、いい感じで出来ている人は、
アバラがしっかり機能しているのね」
などといいながら、生徒さんを
カラダの内側にある繊細なフィーリングと、
手のつながりの世界に誘って行くんだ。

この世界を知っているかどうかが、
相手と組むんでコネクションした際の決定的な違いとなる。

コネクションに迷った時は
ご自分の左右両手で、感覚を思い出してみてね❤︎

 

ミニ・ミニ ボイス

ユニバーサルダンス教師の彼女が、ポツリ。

「こんな(素晴らしい)仕事が、あったんですね・・・」

自分の仕事に感動しているその姿、輝いていたよ。

「ダンス教師を誇り高き存在に」
それが、ワタシの願いなのだ。

ヨシ!

 

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2017-04-25 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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