快刀乱麻クリニック
2016-11-15(第3584話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(34)~上半身が下半身を先導する〜
前回の続き。
ヒデヒコ
「スイング・アップか・・・
俺、そーいうのないわ(笑)
アップスイングもなければ、ダウンスイングもない。
あ、でも、スロー・フォックストロットは、
あまり、アップダウンしてはダメで、
平坦に踊るのではなかったですか?
もしかして、平坦すぎるのですか?」
ジュンコ先生
「いいえ。
ヒデヒコさんは、ショルダースイングが、
ほとんどかかっていないの。
だから、バランスが取れていないのよ。
ワインド・アップのときだけではない。
これから指摘する箇所で、
腕を大きく前方斜め上に、上げてみて。
いい?
フェザー・ステップの、左足前進のとき、左腕を
スリー・ステップの、右足前進のとき、右腕を・・
大きく振り上げるのよ」
ヒデヒコ
「わかりました。
思い切り、スイング・アップしてみます。
腕、あばらから、
メッパイ伸ばしていいんですね?」
ジュンコ先生
「ええ。
そうよ」
ヒデヒコ、試している。
ジュンコ先生
「なかなか、いいわ。
どんな感じかな?」
ヒデヒコ
「上半身で、
下半身を引っ張って行っている感覚です。
自然に、膝を使ったり、
フットワークもできている感じです。
そうか・・・ここまで、やると、
やってつながってきました。
バランスが取れてきました」
ジュンコ先生
「いいわね。
今の感じが、
スイング・トゥ・スイングで踊っているフィーリングなの。
上半身が下半身を先導する・・・
これぞ、目指すスイングダンスよ」
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”に帰ってきました。
この先
「お帰りなさい」
は、どっちになっていくのかなぁ?
それにしても・・・
ホンマ、驚くほどに、すべてが順調だ。
昨日のワークショップの余韻も心地よい。
みんな、楽しそうだったモンなぁ〜。
楽しみながら上手くなるシステム作り・・・
よーし。
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