快刀乱麻クリニック

2016-11-14
(第3583話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(33)~もっとショルダースイングを!〜   

前回の続き。

フェザー・ステップと、
スリー・ステップを繰り返し踊るヒデヒコさん。

 

ジュンコ先生
「随分、動きが良くなったわね。
でも・・・もっと、上手くなりたい?」

 

ヒデヒコ
「もちろんです」

 

ジュンコ先生
「では、
ワインド・アップ(スタート)からやってみましょうか」

 

一緒に組んで踊り始めている。

 

ヒデヒコ
「やっぱ、スタートが難しいです。
ワインドアップは、
全部の方向のバランスやって習ったけど・・・あかん。
俺、バランス、悪いわぁ・・・」
(第3504話参照)

 

ジュンコ先生
「もっと、
ショルダースイングを活かしてみましょうか」

 

ヒデヒコ
「え?
どこでですか?」

 

ジュンコ先生
「ワインド・アップの時のCBMで。
左足を前進するときよ。
思い切って、右腕を前方、高く上げてみて」

 

ヒデヒコ
「こんな感じかな?」

 

ジュンコ先生
「もっと、よ」

 

ヒデヒコ
「え〜??
こんなにぃ?
めっちゃ、
右斜め上って感じですが・・・」

 

ジュンコ先生
「でも、左足、
スムーズに振り出せたでしょ?
ずっこけず、つんのめることも、
なかったでしょ?」

 

ヒデヒコ
「はい。
ボディから進んだという感じです。
え〜ひょっとして、
スイングで踊るって、
こういう感じが、
ずーっと繰り返されることですか?」

 

ジュンコ先生
「その通りよ!
今は、わかりやすいように、
腕まで長く伸ばしてもらったけど、ね。
2本のいわゆる“腕”は、フレームとなるから、
こういう振方はできないわ。
でも、
今と同じようなエネルギーで、
インナーやあばらはスイング・アップしていくの」

 

ヒデヒコ
「スイング・アップか・・・
俺、そーいうのないわ(笑)
アップスイングもなければ、
ダウンスイングもない。
あ、でも、スロー・フォックストロットは、
あまり、アップダウンしてはダメで、
平坦に踊るのではなかったですか?
もしかして、平坦すぎるのですか?」

 

ジュンコ先生
「いいえ。
ヒデヒコさんは、ショルダースイングが、
ほとんどかかっていないの。
だから、バランスが取れないのよ」

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”ワークショップ終了!
神楽坂前、ラスト。
皆さんのおかげで、
感動的なワークショップになりました。

ずーっとあのタンゴ・ミュージックが耳に残っています。
すごい!
ショータイムまで出来ちゃったもんねぇ。
胸郭エンジンを鍛え、ドンドン進化していこうね。

 

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2016-11-14 | Posted in 快刀乱麻クリニック1 Comment » 

コメント1件

 sugichan | 2016.11.14 12:30

プファooOWSタンゴ楽しすぎで体力使い果たしたぁ。
まさかの( ; ゜Д゜)タンゴで一番踊りたいと思っていた曲で振り付け!テンションMAXやぁ☆
もちろんWSの内容を練り込むためのものだけどかっこええなぁぁ❗
ありがとうございました❗

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