快刀乱麻クリニック
2016-09-01(第3509話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(17)~CBMとサイド・リード〜
では、腕を振って、歩いてみよう。
左足が出たら、右腕が前
右足が出たら、左腕が前
と、なっているかな?
はい、この状態の精度を高めたものを、
ダンス用語でCBMっていうんだな。
ここまでは、OK?
精度を高めるためには、
外側だけで、やってはダメ。
インナーを使う。
フレームをちっちゃく折りたたむように、やや肘を曲げ
カラダの内側、みぞおち奥あたりを揺すってみる・・
そして、ステップ。
左足が出たら、右腕が前
右足が出たら、左腕が前
できたかな?
では、二人で組んでやってみよう。
お互いの右足は、
相手の両足の間にステップできている感じかな?
この状態を「イン・ライン」という。
では、いい?
前進している側が、好きな時、
右足を外側にステップしようと試みて。
そう、いわゆる、アウトサイド・パートナーに、ね。
さぁさ、どうしたら、いいでしょう?
いきなり、右足を外に出そうとしては、ダメね。
足がぶつかりそうになるもんね。
上手くアウトサイドに、
右足をステップするには、その前が肝心!
そう、伝えるんだ。
「次、外にステップしますよぉ〜」
ってね。
その行為が、サイド・リードなんだ。
左足、ステップする際に、行うから、
左サイド・リードという・・・
男性、フェザーステップでおなじみよねぇ。
つまり、
CBMからサイド・リードに切り替えることがキモとなるわけ。
後退の時も、フツーに歩くとCBMとなる。
例えば、
男性が後退していて、次、女性に、
「右足を外にステップしてくださーい」
というとき、サイド・リードをする。
ただし、この場合いは、右サイド・リード、だけれどね。
スロー・フオックストロットでは、
男性がずーっと後退する、ウェーブでやってるよねぇ。
知っていた?
そう!
え?
なになに?
このリードが難しい?
あぁそうなのね。
それは・・・スイングに問題があるのではないですか?
そう、CBMがスイングの一種であるように、
サイド・リードもスイングの一種、揺れだもんねぇ〜
ってことで、次回、その辺り解釈します!
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ワークショップ終了!
ご参加くださった皆様、ありがとうございます。
「フェザーステップって、そうなんや!?」
「スリーステップって、こんなだった!?」
みんな、驚きだったようね。
今回のワークショップで
スロー・フォックストロットの捉え方が、
ガツンと変わったと思う。
スロー・フォックストロットが変わると、
スイング・ダンスすべてが変わる・・・
あ、タンゴも変わるよぉ〜
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