快刀乱麻クリニック
2016-08-29(第3506話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(14)~基本はショルダー・スイング!?〜
はぁ〜い!
質問です。
スイング・ダンスにおけるスイングで、
最も基本的なスイングは何だと思います?
ただし、
ペンデュラム・スイング
メトロノーム・スイング以外。
カラダの部位にかかるスイングの中から選んでちょーだい。
「以前習っていた教室で、
『アシ振り』をよくやらされたから・・・
レッグ・スイングかな。
それとも、スイングは股関節がキモだから、
ヒップ・スイングかな?
あ、ひょっとして、
カラダの中の吊り上げ筋を駆使した
インナー・レッグスイングかな?」
なぁんて風に、下半身のスイングかな?と、
思っている方が多いようなんだけど、
実は、違うんだな。
最も基本的なスイング、
それは上半身のしかも・・・ショルダー・スイングなんだ。
または、アーム・スイング。
へ?
なんで?
意味、わからないって方へ、
理由は・・・
社交ダンスの基本が、相手と抱擁し、
一緒に仲良く揺れることだから。
直接的触れ合いに関わりがあるショルダーやアームが、
スイングの基本になるんだな。
「ボディの直接的な触れ合い」が、
日常的ではないジャパニーズにとっては、
この辺り、いろんな意味で、難しいかもしれないけどね。
さて、そのスイングの基本である
ショルダー・スイング、アーム・スイングのお勉強が、
やり良い種目といえば、
何かわかるかな?
「スロー・フォックストロットでしょ?
だって、スイング・ダンスの真髄は、
スローにありだもの」
YES!
ぶっちゃけ言えば、
スロー・フォックストロットって、
これら2種のスイングとアバラのスイングから
成り立っている。
つまり、
ショルダー・スイング➕アーム・スイング➕アバラ・スイング
これだけで、
スイング・トゥ・スイング!!
十分踊れる種目ってこと。
でも、そんなじゃ、移動できないんじゃないの?
という声が上がるだろう。
ところがね、そーでもないんだよ。
本気
ショルダー・スイング➕アーム・スイング➕アバラ・スイング
を行えば、その先に、
ヒップ・スイングとレッグ・スイングが付いてくるからだ。
次回、解説しよう。
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ワークショップ終盤。
「受ければ受けるほど、勉強になるわぁ」
とヒデくん。
「伝えれば伝えるほどに、手応えを感じるわぁ」
と、ワタシ。
ダンスって、ホンマ素晴らしいものなんだ・・・
改めてソウ感じたワークショップとなりました。
ご参加くださった、皆様ありがとうございました。
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