快刀乱麻クリニック
2016-08-25(第3502話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(10)~改めまして・・・CBM〜
CBM
これ、知らない社交ダンサーは、モグリだよぉ〜。
てな、ダンス・テクニック用語の王様だ。
ところが、
「CBMについて、
ちゃーんと説明しできる人、
手を上げてちょーだい」
となると、途端にシーン。
自分にとって、わかっているようでわかっていない、
曖昧なテクニックであることを知ってしまう瞬間だ。
早い話、
こーいうダンス・テクニックって、
知るべき時期ってのがあるのよね。
「音楽に乗ってガンガン踊ったぁ!」
てな、楽しい時期を満喫できてからでないと、
難しいだけで、
そのテクニックの“効果・効能”なんて
わかんないからねぇ。
ってことで、
この先のレクチャー、自分レベルに合わせて、
聴いてちょーだいね。
CBMは、
「コン卜ラリ-・ボディ・ムーブメン卜」
(CONTRARY BODY MOVEMENT)の略。
前進や後退をするときに、
ステップする足の反対側のカラダを動かすことだ。
回転を始めるためにする、カラダの動作。
ダンス・テクニックのようで、
実際、歩行のときに当たり前にやっている動作でもある。
手と足が逆に振られる、アレだ。
右足が出るときは左手が出る
左足が出るときは右手が出る
上半身と下半身を逆に回転するアクションであり、
左右を使い分けるアクションでもある。
歩くときは、サラサラ、ペランペランってな、
軽い感じでやっていて差し支えないだろうけれど、
ダンスシーンに当てはめると、そーはいかない。
CBMという、
れっきとしたテクニックとして活かしていくには
この自然なるアクションを、
カラダの仕組みにのっとって、よーく紐解き、
自分のものとしながら、
相手とのコミュニケーションに使っていく作業を
じっくりやらねばならない。
フツーに歩くときのCBMと、
ダンスのCBMの決定的な違いは、
足から足に飛び移ることなく、
正しく、豊かで、体重移動の中にあるかどうか、だろう。
「スイング・トゥ・スイング」で歩行できるようになると、
CBMのCBMたる、
本来のお役目「回旋」の意味が、しっかりとわかり、
「人体って、上手くできてますねぇ」
とか、
「CBMって、心地よいアクションなのですね」
と感じ取ることがわかるだろう。
おっと、前置きが長くなってしまった。
さて、今回は、
スイングの実学というテーマだ。
「スイングは、ただの揺れ振りではなく、
体重移動に使用できたときに、実学となる」
→「体重移動を相手に伝えることを、プレパレーションという」
→「そのプレパレーションのとき、CBMを使う方法がある」
ということで、
スイング
体重移動
CBM
これら3つの関係性から、CBMについてレクチャーしよう。
んじゃ、質問。
スロー・フォックストロットの
男性の予備足をイメージしてみてください。
左足前進、ね。
この際、CBMを使用するのだけれど、
使用しているスイングは?
思いつくものあげてみて。
複数可。
????
ミニ・ミニ ボイス
「9階って、特別やな」
ヒデくん、ビックリ。
何やら行き詰まっていた仕事があったのを、
たまたま9階でやったら、一気に進んだそうな。
「すごく清まっている感じで、
頭がクリアになる」
そうなんよ。
ワタシも、ワークショップなどのお勉強、
やっていて、そう思うもん。
良いアイデアがビシバシ、降りてくる。
大阪随一の、パワースポットかもよぉ!?
これって、毎日、ミキヒコさんが、
掃き清めてくれるから。
そして、何より・・・
皆さんが、来てくださるから。
ありがとうございます!!
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