快刀乱麻クリニック

2016-04-08
(第3363話)快刀乱麻クリニック ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(28)~衝撃!筋膜の世界〜 

第29回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

もう、ずいぶん前になるけれど・・・
ワタクシ、筋膜なる世界を知った時、感動したんだ。

「わぁお!
カラダの中って、こんな風に、
つながっているのね!」

社交ダンスを通し、
「人体パーツは、つながっている」
ということを体験として得てはいたけれど、
筋肉や骨格の勉強しただけでは???だったんだ。
例えば、筋肉図を見ても、
「ココとココは、くっついてますよ」
とか、
「コレをココが吊り上げてますよ」
てな、構造としてはわかるんだけど、
運動が見えてこないっていうか、
例えば、ダンスシーンで感じている
「手をこう伸ばすと、
脚がこんな風に動きたくなって・・・」
みたいな、伸びやかな連動性を想起できなかったんだ。

ところが、筋膜の図を見た時、
「あいやぁ〜!
筋膜がこーいう風な流れがあるから、
こういう動きになるのか!?」
てな、感覚をなぞることができたんだ。

あぁ、そう!
あのテンセグリティについて知ったのも、
筋膜の世界を通してだった。
(第1634話参照)
「人体はテンセグリティ構造だ」
「人体は、張力の連続で立ち、動いている」
は、衝撃だった。
コレによって、ワタシは、
「足腰でしっかりと、踏ん張り立つ人生」
をやめることができた。
そして
ダンスにおいても、
「アシ主体で踊ること」
をスパッとやめた。

果たして、ワタシのカラダは変わっていった。
筋肉、骨、関節・・それぞれが筋膜を通し、
新たな関係を築き始めたのだ。
それに伴い、
「良いカタチは、良い動きにともなった、
テンセグリティから生まれるもの
しかも、一瞬一瞬に」
ということを、
カラダを通して理解できるようになってきたのだ。
同時に、
「単純な張力構造部位しか目覚めていないと、
カタチにはなるが、動けない。
張力の方向・度合い・タイミング・・
ソンナコンナなすべてが正確なものにならないと、
カラダが歪んだり崩れたり見えてしまう」
ということもわかってきたんだ。

今では、張力の源である
エネルギー操作ができるまでになってきた。
「人体は、エネルギーの膨らみみたいなもの」
と理解している。

さて、話をワンピースに戻そう。
「筋膜が綺麗に正常化されるということは、
インナー・パーツのコミュニケーションが
正常化されるということ。
そうすれば、
姿勢も良くなるし、人体的に良い動きになる・・・
つまり、ワンピースになれる」
ってことは、そう!
男女、各人の筋膜が正常化の道を辿ると、
自動的に、組みやすくなり、一緒に踊りやすくなるはず。

ってことで、ちょいと、
筋膜の世界へ皆さんを誘いたいと思います。

筋膜ってなぁに?
な方は、過去記事第3401420話なりをご参照くださいませ。

 

ミニ・ミニ ボイス

「歩行ができないカラダになってしまった方の、
インナーレッグを目覚めさせる事ができたなら」
そんな事ばっか、ずーっと考えている。

知らないからかえって、踏み込める領域って、ある。
ワタシは、ダンス教師だけれど、医学を知らない。
だからこそ、踏み込める領域・・

吊り上げ筋を全開させて、
音の力とふれあう力を利用して、
天と大地のパワーをいただいて・・
今までやってきた事が、ALL活きるかも。

 

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2016-04-08 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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