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2024-04-04（第6283話）Junko’s Information（お知らせ）vol.57 サクラサク・奇跡のめぐり逢い 〜嵐の中の特攻供養〜
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今日の記事は、ちょい、特別。
通常ブログを彷彿させる長さです。
また、また、また！！
『めぐり逢い』
オーマイゴッドな、エポック・メイキング・ギフト
（第6277話参照）
うれしくて、泣いた・・・
ストーリー。
早朝、４時起床。新大阪へ。
今日、目指すのは長崎 “小串郷（おぐしごう）”
ローカルな無人駅だ。
徒歩１５分の場所に、特攻の慰霊碑がある。
「今回のココで、特攻供養は、一旦、終了。
大勢の方が集合される予定。
大歓喜の“まつり”となるだろう」
byバサラ
天気予報は、雨。
バサラ指令は、こうだった。
「上下、レインルック。
傘は（簡素な）折り畳みで、よし」
地下鉄、新幹線、特急と乗り継ぎ、最後の快速に乗る直前、
いきなり、雨が強さを増した。
いやぁな予感は、的中。
だんだん、ひどくなり、土砂降りに。
強風を伴った “嵐（あらし）”！？
プラット・ホームに立っているだけで、ビシャビシャになる（泣）
どーしよ？！
一気に、ワタシは不機嫌になった。
色んな、不安材料が押し寄せてきた。
こんな中、折り畳み傘なんて、通用セーへん。
１５分、歩くだけで、ヘトヘト・・まともに供養できるのん？
リュック内のパソコン、濡れたら困るやん。
小串郷駅、タクシーは無理やろうし、コインロッカーもないはず。
あ、そうや！
今いる駅から、タクシーで行こうか？
ところが、マニコロさんは、左回り。
「（タクシーは）いらない。大丈夫。予定通り、行きなさい」
兄貴、師匠も
「大丈夫」
ごっつ不機嫌になった。
だって、ソレ（大丈夫）しか言わないんだもん。
兄貴は、ニヤニヤしている感じ。
「面白い事になる。まぁ、行ってみろ」
電車に乗ってからも、雨風は、まるきり、おさまらない。
全然、大丈夫、ちゃうやん。
不安、不信の真っ只中・・ふと、思った。
「このピンチ、一体、どんなチャンスになるのだろう？」
途端に、強気が戻ってきた。
「こういう時こそ、媒体・任務に集中しよう。
一人で行う任務ではないぞ」
「特攻供養のラスト！
“サクラサク”
やり遂げよう」
（第6281話参照）
深呼吸し、供養モードへ。
すると・・・あ、来た！
供養を待つ方々が来られる感覚が、はっきりやってきたのだ。
胸が熱くなった。
小串郷、到着。
降りたのは、ワタシ、一人だった。
駅は、ひっそり。
大雨、強風はそのままだ。
タクシー、なし。
ロッカー、なし。
よし、覚悟を決めるぞ。
身支度。
と、切符売り場？詰所？に、人影が見えた。
女性。
駅員さん？
「帰りの切符、買えますか？」
フツーに聞いた。
女性は答えた。
「いいですよ。
ちょうど今、閉めるところだったんだけど」
“無人”になる寸前だったようだ（汗）
切符を受け取りながら、尋ねた。
「タクシーなんて、無理、ですよね？」
「どこへ？」
ワタシは、特攻慰霊碑、供養のことを言った。
「ひょっとして、それだけのために、ここまで？」
「はい・・・そうです」
「どこから？」
「大阪、です」
女性は、にっこり。
「車で、送っていってあげましょう」
ええっ！！！
「他にも、ぜひ行って欲しい場所があるので、お連れします」
夢のよう、だった。
車内、いろいろ話したが、あまり、覚えていない。
慰霊碑のある場所に着くや、カラダ、強反応。
気がつくと、車から飛び出していた。
雨が降る中、供養。
次なる場所は、海辺、訓練基地跡、だった。
「ここ、すごい場所なんです。
地元の人間も、あまり寄り付かない・・・」
by女性
着いた瞬間から、いても立ってもいられなくなった。
かなりの大雨、強風。
が、傘もささず、飛び出した。
駆り立てられるように、進んでいった。
手を振り回し、大声で経をあげ・・・
供養。
女性は、じーっと見守りの体制。
終了後、駅まで、送り届けてくれた。
「お連れしてよかったわ。
あなたのような方にお会いできて、良かった」
「こういう世界、信じない人、
馬鹿にする人もいるかもしれないけれど・・・
どうか、頑張ってくださいね」
お礼を渡そうとしたが、丁寧に断られた。
「特攻震洋のこと、知らない人、とても、多いです。
どうか、皆さんに伝えてほしい。それが、願いです」
駅に着いた。
不思議。
雨も風も、ぴたりと止んでいた。
車が見えなくなるまで、敬礼。
サクラサク
明日は、京都、瀧尾神社で、奇跡の連鎖。
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