エッセイ

2019-03-14
(第4434話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(64)~「あいうえお」それぞれの基本~

前回ちょこっと紹介した
トーニング
やってみたかな?

やってみたけど・・・
声が、長く、続かない?
大きな声が、出ない?
これで良いのか、どうかわからない?
ちゃーんとした方法があるなら、知りたい?

OK。
最終的には真に良いやり方、目指す感覚は、
アナタのカラダが知っているので、
体験、実践から見つけていただきたい・・・
わけだが、ここでは、
参考となる知識をお伝えしよう。

「あいうえお」
トーニング・基礎知識、行きます!

まずは「あ」
「あー」は、舌を含め、
喉まわりがリラックスした発声をすることができるんだ。
あくびをする際に、
自然と「あ〜」という発声をするのは、
カラダがそれを知っているからだろうね。
「あー」と発声してみて、
「(声が)出にくい、長く続かない」
という人は、舌、喉だけでなく、
あごやほお、肩、腹・・
全てをゆるませることからスタートしよう。
で、慣れてくれば、
力まない程度に、口を大きく開けていく。
その際、下に開けるのではなく、
上に開けていくイメージで。(ちょっと笑う感じね)
で、軟口蓋(ビラ〜がある場所)を高く持ち上げ、
舌根(舌の付け根)を下げ、
喉を大きく開いて、どうぞ。

次は「い」
「あー」より緊張を生みやすいため、モァ・リラックスを。
口は、真横に開くと、あごに力が入るかも。
口の形は「えー」を横に開いた感じで。
ちょっと笑うように口角、表情筋を持ち上げて上げて発声してみて。
「いー」この音は、母音の中で最も刺激が強いと言われているんだ。
一種のカフェイン!?って感じなので、
ダラダラした気分をパキッとさせたいとき、
運転中、眠気を感じたときなど、
高音の「いー」をやってみて。

「う」に移るよ。
「うー」は、口をすぼめて発声するようになるんだけど、
すぼめすぎてしまうと
力んでしまうため、
指一本程度の空気の通り道を確保が基本。
口の形は「おー」をすぼめた感じで。
「うー」での発声は声に深みを作る働きもあるため、
声が細いと悩んでいる方にも効果的。

次は「え」
「えー」は「あー」と同じ口の形から、
口を横に広げて舌の真ん中から先を少す感じ。
「あー」と同様、喉回りのリラックス効果が高い。
そー言えば、昔、綱引きをやっていた頃、
「えー」は、綱を引くときの「掛け声」だったなぁ。
ちょいと霊的意味の強い音のようで・・・

最後は「お」
「おー」は、上半身全体が振動しやすく、
即座に、心拍数、脳波、呼吸などを
調整パワーもあるそうで、ワタシ的に好きな音だ。
「あー」の形から縦にとる。
ほおと唇を前に突き出すような感じで。

普段やるときは、大きな声でなくても、OK
ただし、カラダ中に響きが共鳴した感じを目指す。

順番は・・・

口の形の変化からいうと、
「あー」
「えー」
「いー」
一回
「あー」に戻ってから、
「おー」
「うー」

では、どーぞ。

 

ミニ・ミニ ボイス

“神楽坂”ラテン専科、終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

ほのぼの、じっくり、いい感じ!!
繊細なテクニック伝授もできて良かったです。
このまんまのGOODなノリを大阪につないでいきます。

ってことで、久しぶりの大阪ダァ。

なんと、新学期初レッスン!
ラテン専科です。
気持ち、引き締め、まいります!

皆さんにお会いできること、楽しみです。
よろしくお願いいたします。

 

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2019-03-14 | Posted in エッセイNo Comments » 
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