エッセイ

2018-04-21
(第4107話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(99)~社交ダンスで相手に期待すると・・・~

前回の続き。

「社交ダンスで、相手に期待すると、どうだ?」

それは、良くない、です。
相手への期待は、色んな意味で、
上手くいかないですね。

「なぜだ?」

うーん、理由はたくさんあるけど、
一番は、自分に集中できなくなるから。
言い換えれば、自分に集中できない事情がある場合、
相手に期待する・・・
そこには、やっぱ「上下の心」があるのだと思う。
上の心とは、
自分の思うように踊って欲しい
自分のカタチや動きに合わせて欲しいという思い。
その根っこには、
「自分のダンスは、正しい」という上の心が、あるはずです。
下の心は、依存です。
自分のダンスに、自信がない。
または、自分で踊る”気”がないので、相手に期待する・・・
あ!これって、
傲慢と怠慢ですね。

「ダンスに置き換えると、分かり良いようだな」

本当だ(笑)
確かに、
ダンスでは、正しい知識を身につけ、
踊れるカラダ・レベルやダンス力がアップすると、
相手に期待するという感覚は、なくなっていきます。

「それはなぜだ?」

知るから、でしょうね。
相手に期待したって無理だって(笑)
常に良い状態でダンスを踊るには、違う選択をするべきだと
カラダが教えてくれるようになります。
それに比例し、相手に期待するのではなく、
どんな場合も、自分次第、自己責任・・・
上級者ほど、正しい自覚が備わってきます。
・・・といった「ダンス的成長」を、
メソッドでは基本に置いています。

「期待感のベースが、傲慢、怠慢、
無知という意味がわかったのではないかな」

そうですね。
ダンスなら、踊った相手に
「期待ハズレだ」
なんて感じる人ほど、傲慢で怠慢で無知だって、
すぐに、バレますね(笑)
社交ダンスってすごい(笑)
でも、ダンスを離れたところでは、どうだろう!?
期待ってものについて
改めて考え直さないといけない気がしてきました。

「では、聞こう。
ジュンコは、私に期待しているか?」

「ボス」に!?
うわぁ!!
そんな風に来るとは(笑)
期待って・・・そんなのは、ありません。

「自分を守護、指導する存在に、期待は、ないのか?」

ないです。

「なぜだ?」

期待するという、対象ではないからです。
これは、願望、いえ、切望、熱望ですが(笑)・・・
そのもの、だからです。
一体として在りたいからです。

「なるほど。
では、
期待する“対象”というのがあるわけだな?」

・・・

「ユニバーサル・ダンス教師の人たちに、期待はあるか?
ダンス教師としての仕事に対しては?
協会の仕事に対しては?
相棒“ヒデくん””ミキヒコさん”に対しては?
“自分”に対しては?
期待があるか?
ないか?」

・・・

「これは、本当の愛を実践する良い機会だ。
さぁ、考えてごらん・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

本日、100プラです。
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。

なぁんか、暑そうよぉ。
ふわぁ〜。
カラダ、いたわりつつ
休み、休み、いきましょうね!

広い場所で、ズバッ!!と、踊る練習。
これを行いまーす。
インナーとアウターの循環が、重要だぉ。

課題曲以外に、
リクエストも、受け付けます。

 

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2018-04-21 | Posted in エッセイNo Comments » 
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