エッセイ
2018-02-04(第4031話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(32)~雪の卒塔婆~
前回の続き。
カップル・雪人形の横にあった、
もう一つの「オブジェ」とは、
ソフトボールより、
やや、大きめの雪団子を5つ積み上げたもの。
ワタシには、こう、見えた。
卒塔婆(そとうば)
「あ、卒塔婆だ」
と、言葉が浮かんだものの、
それが一体何なのか、
つまり、卒塔婆が、何の意味のあるモノなのかは、
よく知らなかった
「墓場で見たことある、
ちょっとオドロオドロしい感じのもの」
そんなイメージしかなかった。
が、雪団子を見たとき、全く怖さは感じなかった。
それなのに、なぜ、
卒塔婆を連想したのだろう?
(卒塔婆について)調べてみた。
卒塔婆とは、故人の供養のために、
墓のわきや後ろに建てる木の板のこと。
上部が塔の形の細長いもので、
戒名・没年月日(命日)・経文・梵字などが記されている。
卒塔婆の起源は「五輪塔」という
「5つの形が積み重なった塔」だ。
「五輪塔」を構成する、5つの形にはそれぞれ意味があり、
下から、順に
「地」「水」「火」「風」「空」
これは、
「宇宙」を表しているという。
また、
この5つの形は
「足」「腰」「胴」「首」「頭部」
つまり、人体に置き換えることができるという説もある。
なるほど、これか!と納得した。
雪団子を5つ積み上げたオブジェに見たのは、
卒塔婆の起源である「五輪塔」だったのか・・・
と、ここまではわかったものの、
「2つの雪オブジェ」に関する
トランスレーション(翻訳)は、なかなか進まなかった。
一体、何のメタファー(暗喩)なのだろう?
社交ダンスにおける
「この先、目指す方向」のメタファーであると
考えることは、可能だった。
その際、
カップル・雪人形は、
男と女という二元(両極のもの)が、融合することを表し、
雪・卒塔婆は、
「地」「水」「火」「風」「空」から成る、
人体=小宇宙を表す。
ゆえに
ボスからのメッセージは
「社交ダンスを手段とし、人々および、
個人の人体における真の調和の世界に貢献しなさい」
うーん・・・
これは、ドンピシャではないなと、思った。
これほどのシュチュエーションの中で、
下ろされたメッセージとしては「普通」過ぎる。
また
「社交ダンスを手段とし、人々および、
個人の人体における真の調和の世界に貢献する」ことは、
もう、すでに目指している方向でもあった。
協会の理念であり、ワタシの「任務」だ。
この任務に関する訓練は、
長期に渡り「ボス」から受けているものであるため
今、この時点で、メッセージが下りるなんて、変だ。
ワタシは、トランスレーション(翻訳)をストップした。
「こっちではない」
ワタシは、呼吸をし、
身体をゆるめ、スイッチを切り替えた。
すぐに、
思考・パターンが、変化した。
空想が広がり、
「そこまで、考えなくても・・・」
「大げさ」
「馬鹿げている」
「こじつけ」
「妄想だ」
という自我を超えた。
「やっぱり、アレか・・・
アレを信じなさいということか・・・」
ミニ・ミニ ボイス
“大阪”ラテン&スタン専科
「今までのパターンを変えよう」
動きの習慣性を見直す大事さ、気づいてもらえたかな。
夏祭りまでに、変身しようね。
ビギナーさんたちの目覚しい躍進に、拍手です!
神楽坂・練習会も無事終了との連絡あり。
「エクササイズ効果」もあり、
気づきの多い練習会になったようで、
良かったです。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
さて、練習会2日目
「企画レッスン」タイトルの発表です。
2/4(土)14:00~15:30(13:30開場)
「音を楽しむ!」
担当教師のオリジナル・レッスン。
どうぞよろしくお願いいたします。
4日は、肥後橋・練習会もあります!
2/4(土)12:30~13:30(12:00開場)
カンタービレ・ワルツ
14:00~15:30(13:30開場)
ファイヤー・パソドブレ
15:30~16:30(15:00開場)
ピクチャーポーズ・ループ
17:00~18:00(16:30開場)
バイラ・サンバ
ご参加くださる方々、ありがとうございます!
先生方、よろしくお願いいたします。
エレナちゃんも、ヴィーナス本舗からやってくる予定です。
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