美ボディケア

2025-09-16
(第6814話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.11 手技主義でいこう!(6)~橈骨 回旋連動〜

月例ワークショップ、余韻が、なんともありがたい。

食事ふるまいに行くために、神楽坂を歩いている時
突然、
うわぁ〜!!
うれしさが込み上げてきたんだ。
師匠と出逢い、一緒に“行”をさせていただいている“今”への感謝。
そうか・・・
修行か・・・
気づいてはいたが、“本当に”そうだったのだと、腑に落ちた。

「滅私大欲、行をして、待てば甘露の雨が降る」
この行とは、修行そのものである・・・

そして、今日、新修行が、開始されたぞ。
「身体開発」
このカラダこそが“布施”とならねば、プロとは言えない。

よし!

では、ここから記事に入ります。

“手”のあり方、手技(手の使い方)
進化&成長のためには、どこにフォーカスすれば良いのか?

手技主義フォーカス
まずは、橈骨

前回の続きです。

2 回旋連動は、橈骨主体

橈骨ばっか、ひいきにしているようだが、そんなことはない。
尺骨には、尺骨ならではの働き、良さがある。
先に、その確認からしていこう。
尺骨は
「前にならえ!」的、すーっと長く腕を伸ばす
また、さっと、肘を折る・・・といったシーンには、有利に働く。
肘の“とんがり形成”は尺骨で、橈骨は寄り添っているだけ、だから。
(骨模型を見ると、納得するよ)
身体操作にしても、小指側使いの奨励が多いのは、
小指→尺骨
ラインは、脇、骨盤とダイレクトに効き、
無駄なく体幹部を使えるからに他ならない。

ところが、回旋・・・となったときは、橈骨!
こっちに軍配が上がるんだ。

例えば、
手首を捻る操作。
ドアノブを回す、鍵の開け閉め・・しょっちゅうする動きだよね。
その際、行われる動きを
回内、回外という。
回内は、前腕を内側にひねる操作。
外から見れば、単に、手首を捻っているだけのようだが
骨格的には、肘からの操作となっている。
で、この時、前腕内では、ごっついことが行われているんだよ。
“クロス一本化”
尺骨を軸とし、橈骨回旋し、尺骨に重なっている!
この一本化によって、前腕は“強化”されているんだな。

さて、回るのは橈骨だ。
詳しくは、上腕骨と橈骨の間にある関節が稼働したってこと。
その名も
「腕橈関節」という。
この関節は、肩関節や股関節のように、球状なんだ。
だから、
この橈骨クルクルによって、
初めて
上腕骨クルクル→肩関節(肩骨上腕関節)クルクル→肩甲骨クルクル
といった回旋連動が可能となるんだ。
ちなみに
腕橈関節は球状なのに、
なぜ、肩関節や股関節のように、クルクルしないのか?
本来、回るはずが・・・尺骨との関係で、クルクルしない構造となっている。

 

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2025-09-16 | Posted in 美ボディケアNo Comments » 
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