美ボディケア
2016-07-29(第3475話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.8 胸郭にエンジンを!(20)~浮遊肋の自由度を活かせ〜
第3471話の続きです。
霧島エレナちゃんとの対談
「胸郭エンジン、作動せよ!」
もうチョイ続きます。
ジュンコ先生
「ラストは、浮遊肋(ふゆうろく)について。
第11、12肋骨は、胸椎にはくっついているけど、
胸骨にはつながっていない。
途中で切れているって感じの肋骨ね」
エレナ
「確か、この浮遊肋のある
胸椎11、12番目あたりのことって、
過去のブログに何度か出てきていましたよね?」
ジュンコ先生
「そう!
身体操作における重要な部位として、
何度か登場してもらっているわ。
浮遊肋のおかげで、すごく自由が効くからね。
特に、胸椎の12番目は最も良く動く背骨として有名。
回旋操作のキーよ。
下位胸郭の横へ動きが良くなると、
なおさら、回旋しやすくなるわ。
『腰を捻る(ひねる)』のではなく、
浮遊肋付近をねじる!」
エレナ
「腰椎(よいつい)は、
あんまり回旋に適した構造ではないってことでしたね?」
ジュンコ先生
「そうね。
それから、胸椎12番は、
インナーレッグの付け根にもあたるわ。
解剖学的には、
上半身と下半身はここを中心に逆方向に動くと言われているの。
歩行の際のねじれ・・・ダンスでいう CBMね。
この胸椎12番目がスムーズ稼働することで
上手くできるようになるのよ」
エレナ
「胸椎12番目のある場所って、
みぞおちあたりですか?」
ジュンコ先生
「そうね」
エレナ
「みぞおちからアシでしたね?
アレ?
でも、今回のお話では、
もっと上の下位胸郭からアシだったような・・・」
ジュンコ先生
「いい所に気がついたわね!
『下位胸郭からアシ』は、かなり上級の身体操作感覚なの。
その前に、
浮遊肋の付近・・・つまり『みぞおちからアシ』を目指す。
で、意識的に歩く訓練を積めば、だんだんと、
高い部位から使えるようになってくるわ。
やがては、
左右上位胸郭
左右下位胸郭
左右浮遊肋
6つのパーツを上手く使って歩行ができるようになるわ」
エレナ
「そんな風に歩けるようになったら、すごいなぁ。
私は、まず!浮遊肋の付近からアシを目指します。
歩く時に、気をつけます!・・って、
私のようなビギナーは、どういうことに気をつけながら、
歩いたらいいのでしょうか?」
ジュンコ先生
「歩く際の意識は・・・
カラダを2つに大きく割って、左右の独立性を持たせ、
1歩1歩、吊り上げながら
アバラから、大股で、グイグイと。
ちょっと、やってみる?」
エレナちゃん、試している。
エレナ
「こんな感じかな」
ジュンコ先生
「もっと、背筋・・・胸椎になるんだけど、
勢いがいるわ」
エレナ
「勢いですか?」
ジュンコ先生
「そう。
後ろから、誰かにボディを掴まれたとする。
『いかないで!』って感じで。
それを振りほどくようにして、歩くのよ」
エレナ
「え〜そんな感じですか?」
エレナちゃん、試している。
ジュンコ先生
「なかなかいいわ。
カラダはどんな感じかしら?」
エレナ
「めっちゃ、締まっています。
引き込みながら、アバラを左右で切り返しながら、
1歩1歩に、勢いをつけて歩いている感じです」
ジュンコ先生
「OK」
エレナ
「キツイけど・・・
これは、いいエクササイズですね!」
ミニ・ミニ ボイス
夏祭り支度、追い込みです。
・・・って、
ヒデくんとミキヒコさん、がんばってます。
「すべったら、どーしよ〜」
と、ヒデくん。
大丈夫、みんな、乗ってくれるよぉ。
と、ワタシは、別メニューで忙しく・・・
一日一日が、ほんま、偉大です。
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