another point of view
2017-10-16(第3920話)another point of view vol.9 コミュニケーション 超・能力(8)~赤ちゃんの可愛い策略〜
対談
「ジュンコ・メソッドで育む
コミュニケーション 超・能力」
続きです。
ジュンコ先生
「赤ちゃんは、当然のことながら、
カラダもゆるんでいる。
超リラックス状態な訳よ。
他にもモロモロ・・
つまり、赤ちゃんは、
良好なコミュニケーションに必要な条件が揃っているってことね」
エレナ
「でもぉ、赤ちゃんは、言葉がしゃべれないでしょ?
それでも、
良好なコミュニケーションに必要な条件が揃っていると?」
ジュンコ先生
「ええ。
赤ちゃんは、しゃべれない、だから、良いのよ。
言葉に頼れない。
だから、赤ちゃんのコミュニケーションは、
すべてノンバーバル・コミュニケーションになる」
エレナ
「あぁ、そうですね」
ジュンコ先生
「ノンバーバル・コミュニケーションは、
バーバル・コミュニケーションを凌駕する
パワーのあるものだってことを、赤ちゃんは教えてくれるわ。
もっと言えば、
赤ちゃんのノンバーバル・コミュニケーションは、
我々大人のコミュニケーションのお手本になるのよ」
エレナ
「へぇ〜。
さすが、天才(笑)
でも、どういったところが、お手本になるのだろう!?」
ジュンコ先生
「赤ちゃんは、自分の未熟さ、
無力さをよーく知っている(笑)
まずは、それが素晴らしい」
エレナ
「自分を知っているってことですね(笑)」
ジュンコ先生
「そうね。
未熟で無力だから、天然の『策略』を持っている・・・
これがまた、すごいのよ」
エレナ
「策略ですって!?」
ジュンコ先生
「そう。
コミュニケーションの仕組みが、
もともと備わっているってこと。
大人に
『なんて可愛いんだろう!
守ってあげなきゃ、力になってあげなきゃ』
という気持ちを起こさせるのよ」
エレナ
「へぇ・・・?」
ジュンコ先生
「赤ちゃんって、フトした時に、ニコって微笑むでしょ」
エレナ
「ものすごく、可愛いですよねぇ!
自分の方を見て、
笑ってくれたら、テンションあがりますもん」
ジュンコ先生
「そうね。
でも、実は、アレ、笑っていないのよ」
エレナ
「えぇっ!?笑っていないですって?」
ジュンコ先生
「笑っているのではなく、
筋肉のけいれんみたいなものなの」
エレナ
「???」
ジュンコ先生
「(赤ちゃんの)気分や感情とは関係なく起こるもので、
新生児微笑、生理的微笑と言われているわ。
生まれ持っての仕組みなのよ。
目的は、親の関心を引くこと・・・」
エレナ
「すごっ!(笑)
本能的に備わっている
生きていくための手段なのですね」
ジュンコ先生
「そうなのよ。
赤ちゃんは、
親から面倒をみてもらわないと生きていけないから、ね。
それに、敵から身を守るための、
防衛反応だとも言われているわ。
この他にも・・・ホラ、赤ちゃんの手に触れると
ムギュッ
指なんかを握ってくれるでしょ?」
エレナ
「うん!可愛い!
あぁ、されると、すごく嬉しくなっちゃう。
でも、あれも策略?」
ジュンコ先生
「そう。
あれも赤ちゃんが自分の意思で握っているのではなく
『把握反射』という機能なの」
エレナ
「へぇ〜、そうなんだ。
赤ちゃんが、笑ったり、ムギュッてしてくれるだけで、
なんでも許せちゃうみたいな気持ちになれますよね」
ジュンコ先生
「それが、狙いでもあるのよ。
他にもね・・・」
ミニ・ミニ ボイス
月例ワークショップ終了!
ありがとうございました。
スロー・ファンデーションから、
クイック・ステップの超基礎まで。
いやぁ、濃い時間だったねぇ。
お疲れ様でした。
進化系ホールド第2弾
目からウロコだった?
「そー来るとは思わなかった。
コレ!これが知りたかったんヤァ!
BY ヒデ
習得すれば、
めっちゃ、グレードアップできるよ。
宿題、やってねぇ❤
次回に続きまーす。
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