another point of view

2016-05-17
(第3402話)another point of view vol.5 敬老学(28)~準備は始まっていた〜 

ジュンコ先生と絆音(くれな)ちゃんの対談
「敬老学・入門」
いよいよ終盤です。

 

絆音
「自分で、できることがだんだん減っていって、
人に依存して生きるようになっていく。
それに、見た目も、綺麗でなくなっていって、
思考が鈍くなって、考えることも億劫になって・・・
といった、自分だけの行き詰まりではなく、
よーく考えると、日本の国にも、
世界にも行き詰まりを感じていたのです。
大袈裟なようですが(苦笑)」

 

ジュンコ先生
「途方もなく、
どうしようもない行き詰まりを感じていたという訳ね」

 

絆音
「はい・・・」

 

ジュンコ先生
「絆音ちゃん、
着々と準備を始めていっているじゃない!?」

 

絆音
「は?
何の準備ですか?」

 

ジュンコ先生
「40歳への準備よ。
エネルギー主体の状態への、シフトチェンジ、
もうすでに始まっているのよ」

 

絆音
「え?
途方もなく、
どうしようもない行き詰まりを感じていたことが、ですか?」

 

ジュンコ先生
「そうよ。
自分自身の『行き詰まり』を、
プライベートな悩みで終わらせず、
日本や世界の行き詰まりとの
『つながり』で捉えていっていたこと」

 

絆音
「・・・」

 

ジュンコ先生
「それってね、
物質主体の状態からエネルギー主体への状態に、
絆音ちゃんの内側が、
切り替わろうとしていっている現れなの。
物質主体の状態では、人は、分離して存在している。
肌と肌で、他者と境界線を引いている。
だから、私と絆音ちゃんは、別の人間、そうね?」

 

絆音
「はい」

 

ジュンコ先生
「でも、エネルギー主体の状態では、切れていない。
すべてのものにつながりがある
関係しあっているの。
言っていること、わかるかしら?」

 

絆音
「はい、ジュンコ先生のダンスでは、
ずーっとそう習っています(笑)」

 

ジュンコ先生
「そうね。
(ジュンコ先生、絆音ちゃんと向かい合って、手を取って)
手と手は、切れて別個に存在している。
でも、
意識してみて。
手を通して、二人は繋がっていると・・・どう?」

 

絆音
「繋がっています。
手だけでなはく、空気を通しても繋がっています」

 

ジュンコ先生
「そうね。
ワタシが歩くと、
(ジュンコ先生、前進する)
ほら、一緒に歩けるわね?
怖いかな?」

 

絆音
「全然!
不安はありません。
心地よいです」

 

ジュンコ先生
「OK
では、姿勢を変えてみるわね」
(ジュンコ先生、カラダを歪めた)

 

絆音
「つながりが消えました。
あ、怖い!
そうか・・・もう、ダンスを通して、
学んでいたんですね!
敬老学!!
物質主体の状態から
エネルギー主体への状態への切り替りを」

 

ジュンコ先生
「そうね。
ワタシも、
社交ダンスから学んだのよ、敬老学を。
いくら自立をしても、
その先に、正しい依存がないと、破綻することも。
『私は、一人で生きていけるから、ほっておいて』
では、ナイと(笑)
みんな、正しく、頼りあって生きている・・・」

 

絆音
「あ、相互依存ですね!」
(第3392話参照)

 

ジュンコ先生
「そうね。
そのためには、一人、ひとりが、
委ねることを知る必要性を・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

1週間ぶりの“大阪”です。

ドーンと疲れています。
というか、筋肉痛です(苦笑)
本気・ルンバ・ウォークは、効くねぇ。
カラダ全体が、
足・化(意味ワカル?)してます。

今回の“東京”すごーくたくさんの収穫がありました。
来てます、キテます、
波が来てます・・・

 

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2016-05-17 | Posted in another point of view1 Comment » 

コメント1件

 ぼたん | 2016.05.17 1:50

40歳はとうに超えていますが(笑)どうしようもない行き詰まり感じてました。自立して踊るのが厳しくて二人で踊る心地良さもないし競技ダンス続けるの無理!無意味!って悲しかったです。でも、先日スタン専科で先生に教えていただいたホールドで練習して漸く気付くことが出来てダンスが全く変わりました!!
そして本日のブログ読ませてもらって分かりました、「委ねる」気持ちになったからエネルギーが循環するダンスに変わったんですね。
ありがとうございます!

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