アニバーサリー
2023-10-11(第6107話)アニバーサリー(anniversary)vol.11 One Moment In Time(43) ~無敵など、目指しておらん〜
「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、
コチラへどうぞ
月例ワークショップ&東京ユニプラ&東京ラテン専科&東京スタン専科などの詳しい情報は、
コチラへどうぞ
前回の続き。
「天下布武」について、きわどいエリアに、突入!?
兄貴が指した世界が、天下布武って・・・
ホンマにそーなん!?
存命中の兄貴って、無敵、目指していたの?
なぁんて、質問、大丈夫?
「あぁ、いいぞ。
お前の質問なら、なんでも、答える。
ただ、答えを聞くと、がっかりするぞ(笑)
それでもいいか?」
いいよ。
「天下布武という言葉は、大いに気に入った。
だから“やろう”とし、まぁまぁ、色々やったが・・・
無敵などは、目指しておらん。
誰の敵にもならない存在など、この俺が、なれるか!?
そんな、腰抜けめ!といった感じだな」
やっぱりね(笑)
(兄貴は)戦い、好きだったんじゃぁないかなって・・・
「戦いそのものは、特に好きではない。
ただ、不正は、正す。
インチキ、誤魔化しも、嫌いだ。
仕事のできん者など、いらん。
要はない・・
などとやっていたら、戦いになっていっただけだ」
面白い(笑)
「戦いは、好んでいないが、勝つことは、よし、と思っていた。
あらゆる“力”の証明になるからな・・・
お前が、競技(ダンス)をやっていた時と一緒だろう」
あぁ、そうね。
競技ダンス、燃えたもんなぁ。
特に、上級生を負かして、決勝へ、この辺りが、ゾクゾク・・
「闘争本能か。
確かに、そういう世界にもいたな。
強い人間であり続けることへの欲求、それも、あった。
まぁ、結局のところ
『天下布武』を掲げたものの、成し遂げることはなかった。
今なら、その理由は明らかだ。
俺には“なかった”からな」
なかった?
「あぁ、なかった。
だが、俺は、〇〇として、精一杯、いっぱいやった。
戦いのない世を作るために、戦った。
優れたものが、天下を担うことで、ようやく世は平定できる。
その優れたものとは、誰だ? 何だ?
神か? 仏か?
そういったものは、確かに“力”がある。
だが、現実の天下を担うのは人間だ。
人間の戦(いくさ)は、人間が止めねばならぬ。
最終的には、人間、次第だ。
では、誰がやる!?
誰もいない・・・では、俺がやる」
・・・
「が、できなかった(微笑)
そりゃぁそうだろう、
『天下布武』を掲げながら、
無敵な存在を目指したことなど、なかったんだからな。
戦いのない世を作るために戦うこと自体、
今から思えば、おかしな発想だ。
だが、どうして、そのような考えしか持てなかったのだ?
時代のせいか?
周りの敵のせいか?
いや、違う。
それは・・・俺に“なかった”からだ」
なかった・・・
「あぁ。
だが、それでよかったのだ、と、お前を知って、わかった。
なぜなら、それは、もう一人の俺である、お前の担当だったのだ」
ワタシの担当!?
ミニ・ミニ ボイス
早朝4時から動き出し、
予定とは全く違う電車、新幹線を乗り継ぎ、
めっちゃんこ、スムーズに、東京へ。
ふー。
す、すごいや。
バサラよ、ワタシを早くに、
東京入りさせたかったのね・・・
って、東京入りしてから、わかりました(笑)
自我の観光、娯楽、一切なし。
任務to任務。
わぁお!
こーいうのん、大好き!
思うに・・・バサラ計画って、超・完璧。
今現在の人間にとっては、そう感じると思う。
人間は、隙だらけで、抜け抜けで、雑だわ(苦笑)
さぁ!
やってきました神楽坂。
スタン&ラテン専科レッスンです。
ご参加くださる皆さん、ありがとう。
カラダ力も、感受力も、ダンス力も
激変したから、楽しみだ。
しっかり、教え、伝えます。
よろしく。
お気に入りに追加