アニバーサリー

2021-04-15
(第5197話)アニバーサリー(anniversary)vol.2 “ふるまい”のお仕事・本気スタート(76)~「108」は、煩悩を表す〜

「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

前回の続き。

念珠について、です。

「108個、それぞれの珠は、
人間の煩悩(ぼんのう)を表しているのだ。
煩悩は分かるかな?」

はい。
人間の内側にある、
自分を“苦しめる心”と言ったものでしょうか?

「いいね」

そういえば、大晦日に除夜の鐘を108回つきますね?
鐘が一回なるごとに、煩悩が1つ消えていく。
108回、鐘をつくことで、煩悩が消える。
生まれ変わった自分で新年を迎えられるように・・・と聞きましたが。

「いや、煩悩は、鐘をつくぐらいでは消えない」

ウワァ。
はっきり、おっしゃいますね(笑)

「そんな“まやかし”信じているわけではないだろう?
煩悩は、強力だからね。
また、実際、煩悩の数は、108個どころではない。
もっと多い。
108個とは、たくさんある煩悩を、
絞り込み、まとめた数と捉えるがいい。
その中でも、特に人を苦しめるものが、3つある。
それが、貪欲(とんよく)瞋恚(しんい)愚痴(ぐち)だ。
知っているかな?」

貪欲(とんよく)は、聞いたことがあります。
「底なしの欲」「無限の欲」
人間の欲は満たされることがない・・・

「そうだね。
いくらお金があっても、もっと欲しいと思う。
どんなに美しくても、もっと綺麗になりたいと願う。
うまくダンスが踊れるようになっても、
もっと、上手くなれることを欲する
そういう思いが、貪欲だ。
欲が満たされないと、怒りに変わる。
それが、瞋恚(しんい)だ。
瞋恚(しんい)とは、怒り以外に、恨み、憎しみも指す。
3つ目の
愚痴とは、メジャーだろう。
羨ましい気持ちや妬みの気持ちも、愚痴だ。
さて、煩悩は強力だ。
なくなることはない」

煩悩は、なくならなくてもいいのですか?

「いい。
煩悩をなくそうとすればするほど、
また、煩悩を生むことになるからね」

煩悩を絶っても、まだ、ダメだ!と、
もっとなくそうとすることも、貪欲?

「そういうことだね(笑)
煩悩はそのままで、いい。
視点を変え、正しく“修行”を積めば、
その煩悩さえも活かし、幸せになることはできる。
それこそが、真の悟りだ。
覚えているかな?
108は、煩悩の数であると同時に、
仏様を、表しているのだよ」
第5196話参照)

あぁ、そうでしたね。

「正しく修行するには、仏の力を借りることだ。
真の悟りに到るまで、
助け、応援してくれる“仏様”の力を、ね」

 

ミニ・ミニ ボイス

“神楽坂”ラテン専科終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございます。

質問に、答えていきました。
ちょっと、いつもとは違う観点からの解決を・・・
アレマーナ・リードは、左回転!?
テンションで、関わる!?
前腕に重みをかける!?
腕は常に“プリーズ”で!?

ふわぁ。

視点を変えるお勉強、コレからも必要ね。
ありがとうございました。

さて、
ヒデくんとミキヒコさんは、淡路島へ。
なんと、釣りをした模様。
鯛を手に、ドヤ顔の2人の写真が、ラインに。
「6匹の大漁!」
コチラとの温度差、すごっ!
でも、うれしい。
良かった・・・

 

 

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2021-04-15 | Posted in アニバーサリーNo Comments » 
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