アニバーサリー
2021-03-30(第5181話)アニバーサリー(anniversary)vol.2 “ふるまい”のお仕事・本気スタート(62)~神仏習合〜
「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、
コチラへどうぞ
月例ワークショップ&東京ユニプラ&東京ラテン専科&東京スタン専科などの詳しい情報は、
コチラへどうぞ
「本格 ふるまい」について。
エレナちゃんとの対談、続きです。
エレナ
「式典の際、天津祝詞をお願いされたのは、
その龍神・・・乙姫様ですか?」
ジュンコ先生
「ええ、そうよ」
エレナ
「龍神は、神道の世界の存在なのですか?」
ジュンコ先生
「あぁ、それはね・・・どっちも、よ」
エレナ
「どっちも?」
ジュンコ先生
「ええ。
龍は、神様の眷属(けんぞく=お使い)だけど、
仏教との結びつきが深いの。
で、日本の“龍”は、中国からの輸入。
それが、もともとあった “蛇神信仰”と融合されて、
今のような“龍神信仰”となったのよ」
エレナ
「蛇(ヘビ)が神様?」
ジュンコ先生
「そう。
日本の神道って、自然崇拝により、
部族や村などを守ることを目的として発祥した信仰。
色んな現象、全てのものに、神様が宿っている。
だから、蛇も、神様」
エレナ
「そーいえば、古事記には、
いっぱい色んな神様が出てきますものね。
太陽の神様、月の神様、風の神様・・」
ジュンコ先生
(うなずいている)
「ふるまい師としての勉強で、神道について、
ちょこっと勉強を始めたんだけど・・・
神道って、いいわよ(微笑)思想が、面白い。
神様に、善悪はなく、恵みと恐れ、
畏敬(いけい=恐れ敬う心)がある。
だから、祭りをする、儀式を行う。
そして
『神様、雨を降らしてください』
『嵐を鎮めてください』
『豊作をお願いします』
と、祈願する。
神道は、いわゆる“宗教”ではない。
教祖や偶像、
経典も存在しないため“神教”と呼ばず“神道”という・・・」
エレナ
「あぁ、そうなんだ」
ジュンコ先生
「ちなみに、神道という言葉は、
仏教が伝来した時に、
日本の神への信仰と区別するために、できた言葉なのよ。
区別しながらも、適応力が高く、
元来、おおらかな日本の神々は、
仏教の神も仲間入りさせる選択をした。
仏教も、他の宗教の神様や信仰と
融合する柔軟性を持っていたため、
日本の人々に時間をかけながら
少しずつ受け入れられていった・・・
これが、神仏習合なのだそうよ」
エレナ
「面白い!」
ジュンコ先生
「そう!面白い。
でもね、同じ存在に、
神道・名と仏教・名があるから、ちょっとややこしいの。
天照大神(アマテラスオオミカミ)は、
仏教・名は、大日如来、
伊邪那岐尊(イザナギノミコト)は、釈迦如来
伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、千手観音
また、大国主命(オオクニヌスノミコト)は、大黒天
市杵嶋姫命(イチキシマヒメノミコト)は、
瀬織津姫であり、弁財天でもある・・・」
エレナ
「ふわぁ。」
ジュンコ先生
「今回、天津祝詞をお願いされた龍神も、
仏教・名は、
善女龍王(ぜんにょりゅうおう)というそうよ」
ミニ・ミニ ボイス
2021年3月30日
ついに・・・歴史が動く!?
「和平じゃぁ〜!!」
なる“ふるまい”を迎えるべく、
朝から、ずーっとかかりきりでした。
このところ、興奮して(?!)眠れないんだよね。
今朝も、すくっと目覚め、指定されていた
“とある場所”に赴きました。
途中で、骨董品屋へ、フラ〜。
と、いきなり、カラダが反応。
恩方が
「これを着て、挨拶に来なさい」
と、指示。
大正時代の “紫の羽織”
艶やか!?
派手?!
でも
「仰るとーりにいたします」
人目を気にせず、着ましたよ(汗)
指定の場所へ、到着。
「お会いしとうございました」
「一緒にやろうぞ!」
信念を確かめってから、食事ふるまいへ。
恩方が選んだのは・・・
羊羹!?
きしめん!?
きしめんは、
甘い煮汁“ジュワ〜”お揚げサンが、どーん。
ふー。
そして・・・
ラムネ瓶のような入れ物に入った“にごり発泡酒”を
グィ飲みしながら(!?)“寺町”を、
延々、歩きました・・・
えらいことになってきたわ(汗)
大丈夫。
いたって、正気です(笑)
本日、本番。
うちら3人、総出で、お仕事させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
お気に入りに追加