（第5150話）アニバーサリー（anniversary）vol.２ “ふるまい”のお仕事・本気スタート（34）～豊かで神聖な焼香タイム〜

アニバーサリー

2021-02-27
（第5150話）アニバーサリー（anniversary）vol.２ “ふるまい”のお仕事・本気スタート（34）～豊かで神聖な焼香タイム〜

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「本格ふるまい」について。
エレナちゃんとの対談、続きです。

ジュンコ先生
「本格ふるまいの手順７
式典４つのプログラムの１つ目が“お引き合わせ”
２つ目は“真言を唱える” “読経”
３つ目は“焼香”
主催者、参列者の焼香。
これは、一般の法事でもあるわよね」

エレナ
「やり方は一緒なのですか？」

ジュンコ先生
「基本一緒よ。
でも、本格ふるまいでは
参列者お一人ずつが、
祭壇の前に出てきて、焼香をされる際、
シャーマンは、１人につき、
般若心経を１回、読み上げるの。
焼香の方が先に終わるけれど（焼香が）終わった後も、
参列者には、祭壇の前で黙祷してもらう。
故人やご先祖様と、
コミュニケーションする時間となる」

エレナ
「ヘェ〜、なんか、いいですね」

ジュンコ先生
（うなずく）
「心の中で話してもいいし、声に出してもいい。
形だけの焼香ではないので、
豊かで神聖な時間、空間が、生まれる。
本格ふるまいを通し、
焼香、黙祷する姿は、とっても綺麗、
一人一人が、なんとも神々しい！・・・と、知ったわ」

エレナ
「ふわぁ。
人の焼香する姿をそんな風に見たことない。
発見が色々ありそうですね」

ジュンコ先生
「そうね。
おまけに、
焼香する人に合わせて、
般若心経の唱え方が変わるから、面白いわよ」

エレナ
「え〜？お経が、変わるのですか？」

ジュンコ先生
「ええ。
一人一人、違う。
変わるのは、早さや、抑揚のつけ方、トーン、ムード。
黙祷されている参列者の想いを代弁するかの様な感じ」

エレナ
「ジュンコ先生の“声”が、自動的に変化するのですか？」

ジュンコ先生
「というか、ワタシと同体になっている“師匠”が、
そうしているのよ（微笑）
相手に合わせて波動変化する緻密なコミュニケーション力は、
師匠の得意とするところだからね」

エレナ
「そういった焼香タイムがあると、
自分も、式典に参加した！良かった！
って感じになるでしょうね」

ジュンコ先生
「そうね。
喜ばれるわね。
黙祷しながら
『お経が自分のためにあげられている感じが、すごくわかる。
カラダに染みてくる』
という方もいるわ」

エレナ
「あのぉ、ちょっと話は逸れますが・・・
エレナ、焼香の正しいやり方ってよく知らないの」

つづく。