快刀乱麻クリニック

2017-09-11
(第3885話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(47)~フォーラウェイ・ランズ~

「あのフィガーの見過ごし難点に迫る」
次なるフィガーの
種目は、なんと、サンバ!
「気になるポピュラー・バリエーション・フィガー」から
「フォーラウェイ・ランズ」だ。

な、な?
聞いたことない?
あんまり知られていないフィガーだもんねぇ。

その名の通り、
「フォーラウェイをしながら、
二人で一緒に走る」フィガー(!?)
イメージできない!?
だよねぇ。
うねりの効いたボディ・シェイプが斬新で、
カッコイイ!!けど、
リード&フォローは、かなり高度。
競技会でも、まんま、踊られることは、ないかもね。
もち、気楽にパーティで踊れるってもんでもない。
それなのに、なぜここで、
取り上げるのかというと・・・
そう!
ラテン専科・課題曲
「バイラ・サンバ」のルーティンの中に入っているからです!
ラストのクライマックスへの導入部に、
このフィガーを使っているんだな。

リアル・レッスン受講者のあなた、必読よぉ〜。

さて「フォーラウェイ・ランズ」
テキスト紹介文には、こうある。
翻訳が、なぁんか、
ビミョーに変だけど(汗)そのまま、記すね。
「サンバにおいては比較的新しいアイデアによるもので、
刺激的なシェイプの変化と、
愉快な仕草は、リズムの強い感覚を創っていて、
このダンスの特徴として不可欠なものである」

次は、ワタシ的紹介を。
「フォーラウェイ・ランズ」は、
ナチュラル・ロールの「アレンジ」
ナチュラル・ロールの中に、
フォーラウェイの動きを入れたって感じなんだ。
スウェイ&ローテーションを駆使し、
まるで、二人で泳ぐように(?)
ローリングしながら、LOD上 を動いていく。
サンバならではの、アクションだ。
始まりは、クローズド・ポジションでもPPでもいい。
あ、そう!
ジュンコ先生の教室、リアル・レッスン
「スタン専科 カンタービレ・ワルツ」
に使用した
「フォーラウェイ・ナチュラルターン」
によ〜く似ているよ。

高度なのに、なぜ、
「バイラ・サンバ」のルーティンの中に導入したのか、
理由を言っておこう。
それは・・・
「インナーを使える人には、
意外に、とっつきやすく、楽しめる」
言い換えれば
「足主体で踊る人は、
めっちゃ、やりにくいフィガー」
でもあるわけ。
そんでもって、こんな効果も期待できる
「スタンダードのフォーラウェイの理解が高まる!」
この辺り、パソドブレのフォーラウェイと一緒だね。
とにかく・・・
うまく二人でローリングできるようになれば、
体験したことのない痛快な面白さ!

どう!?
少し興味もっていただけたかな?
では、次回より、詳しい解説ね。

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”ワークショップ終了!!

超ド級のスペシャル・レッスンしちゃったよ。
みんな、よくついてきてくれたねぇ(感涙)
ホンマ、意識ってすごいや。
改めて、実感・・・

スロー・フォックストロットの世界も広がりそうね。
2種類の曲を踊り分ける姿に感動!
教授する側も、楽しかったよ。
皆さん、ありがとうございました。

 

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2017-09-11 | Posted in 快刀乱麻クリニック1 Comment » 

コメント1件

 sugichan | 2017.09.11 23:22

超集中ワークショップ
ありがとうございました❗
たちしょんからギリシャまで長い道のりでした!?
(参加者にしかわかりましぇーん汗)。

でもワークショップの時間も終わろうとする
直前にフレームのある操作をしていると。。
あれれ???
最初は腕がしびれてきたのかなと思いきや、何かが違う感じが。。
腕の中をメダカが泳いでいるような感覚がして、フレームがふわっと浮く感じに!
あわてて相手と組んでみると反応ないし自分の感覚も消えてしまったよorz。
しかーし、また何度かひとりでトライすると再現できたので、内心うっひょー❗
手のひらみたら血流がすごくて見たことないくらい真っ赤!
でもちょっと不思議な感覚で自分の中で整理できずにだれにも言わなかったです。。
有意義なワークショップ本当にありがとうございましたm(__)m

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