快刀乱麻クリニック

2017-08-15
(第3858話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(28)~ボディ・コンタクトにこだわるとNG~

これは、
「ホバァ・クロス」に限ったことではないのだが,
特に「ホバァ・クロス」では、
「あぁ〜、それは、まだしない方がいいヨォ」な、
テクニックがあるんだな。
それは何か?
ボディ・コンタクトだ。

もともと、
ジュンコ・メソッドでは、
ボディ・コンタクトはオススメしていない。
「ボディ・コンタクト?
そんなの、スタンダードのジョーシキでしょ!?」
てなダンサーからしてみれば、
奇異に見えちゃうかもしれないが、
二人の前面にかなり余裕なスペースがあっても、
OKよ、としているんだ。

なぜか?
踊れるカラダの基盤がない間に、
ボディ・コンタクトにこだわると、
“感受する能力”が育たないからだ。

何を感受する能力か?

「今、この瞬間に、
カラダの各パーツがどこの位置にあれば、
いいアンバイに立てるのかという感覚」だ。
ボディ・コンタクトにこだわると、
「相手のボディを追う」意識が高まってしまう。
これが、かえって、
「いいアンバイに、自分で立つ」邪魔をしてしまうんだ。

『ホバァ・クロス』が苦手です・・・』
って方の、見過ごし難点の一つは、
「ボディ・コンタクトへのこだわり」
じゃないかなと、見ている。

なぁんていうと、
こういう声が上がりそうね。

「ホバァ・クロスは、
ポジション変換があるじゃないですか!?
コンタクトしないで、スペースを空けると、
お互いの位置がわからなくなり、
ズレてしまいませんか?」

「ホバァ・クロスは、回転がきつくかかるし
美的なムーブ、シルエットも要求されるでしょ?
お互いのボディに対し、どう踊るのかがわからないと、
バラバラになってしまうのではないのですか?」

フムフム、確かにね。

でも、あえて言いたい。

「コンタクトはせず、軽く組み、リラックス。
お互いを前に置いただけで踊ってみてほしい」

そして、前回紹介した、テキスト知識に従い、
シャドーのような気分で踊ってみてほしいんだ。

ポイントは・・・
アライメント
つまり、方向だ。
男女、各自が
ちゃーんと、アライメント通りに踊るってこと。

するとね、観えてくるんだよぉ〜。

いい意味の「ズレ」が・・・

 

ミニ・ミニ ボイス

久しぶりの“大阪”

今、帰りの新幹線の中でこれを書いているんだけど、
なぁんか、楽しみなんだ。
大阪に戻った時の、自分が。
モロモロ
「変化」を知ることになるだろうから、ね。
今回の東京滞在で、
観るもの
聴くものetc.
が、またまた、変わった!って感じるんだもん。

そして・・・
すぐに、
“大阪”ワークショップあり。

皆さんにお会いできるのも、楽しみです。
ちなみに、今回も、
開場後、即、練習 OKです。
「スロー・ファンデーション」
最初のベーシック部分を来られた方から、
随時、お伝えしまーす。

ヨロシクね。

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加
2017-08-15 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
Comment





Comment