日本ユニバーサルダンス協会
2017-06-07(第3788話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(29)~ダンス教師はカウンセリング能力が開花しやすい~
ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。
エレナ
「ジュンコ先生は、カウンセリングや、
コーチングの勉強をしたことはあるのですか?」
ジュンコ先生
「ないわ。
心理学も、哲学も、宗教も勉強したことはない。
でも、カウンセリングやコーチングは、できる。
ひょっとしたら、こっちの方が専門かもね、
社交ダンスを教えることよりも(笑)」
エレナ
「実は、ダンスの生徒さんではない人で、
ジュンコ先生にカウンセリングを受けた方々から、
話を聞いたことがあるのですが、
『とても心が軽くなった。
こんな感じで、自分を理解してくれる人は、
今までいなかった』
とか、
『病院へカウンセリングを受けに行ったことがあるが、
全然違っていた。
アドバイスが的確なので、信用できた。
でも、心が見透かされているようで、びっくりした』
とか・・
なにも、勉強されていないのに、すごいですね」
ジュンコ先生
「社交ダンスの勉強は、
たくさんしてきたからね(微笑)
社交ダンスって、相手と組んで、カラダを通し、
コミュニケーションをとり続けるものでしょ?
肉体と精神とに、マジで向かいあうなんて、
ある意味、ものすごく特別なものなのよ。
だから、それを教える社交ダンス教師は、
結果、色んな勉強を積むことになる。
ココロとカラダのつながりとか、
本人の想念と行動のギャップとか・・・」
エレナ
「まさに、心理学ですね」
ジュンコ先生
「そうなの。
社交ダンス教師業に真剣に取り組めば取り組むほどに、
カウンセリング能力が、
勝手に開花しちゃうんじゃないかしら。
だってね、
社交ダンスにおける『リード&フォロー』なんて、
すごい世界だもの。
人間の潜在化されたモロモロが、湧いてくる・・・
世の、カウンセラーやヒーラーや、
精神科のお医者さん方が、
『より立体的な診断を下したい』って時、
一緒に踊ってみたらどうですか!?
って感じね」
エレナ
「なるほど。
病院のカウンセリングでは、
患者さんのカラダに触れることはないですものね。
話を聴くだけのカウンセリングより、
より確かな情報がもらえるかも・・・」
ジュンコ先生
「そうね。
カラダは“正直”だからね」
エレナ
「診断したついでに、
処方箋もダンスで・・・
なぁんて、どうだろう(笑)」
ジュンコ先生
「実は、そうなのよ。
現代の
『ひきこもり』
『コミュニケーション障害』
『正しい自尊心の欠如』
みたいな、複雑な問題は、社交ダンスで解決!
は、不可能ではないと思うの。
実はね、
ユニバーサル・ダンス教師コースで、
『個人セッション』を重要視している
理由はここにもあるのよ」
ミニ・ミニ ボイス
ヒデ君、バースデー
2人でお祝いしました。
離れている時間が多くなってきたけど、
絆はより一層、強くなったようで・・・
これからもよろしく!
本日、
“東京”スタン&ラテン専科です。
ご参加くださる方々、ありがとうございます。
練習会の余韻が残ってます・・・
さて、
スタンは、前回の復習後、新フィガー、3つ登場。
すべて、ベーシックです。
ラテンは、ステップはそのままで、
ぐっと掘り下げますゾ。
お楽しみに!
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