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2024-10-01
(第6463話)Junko’s Information(お知らせ)vol.57 神幸祭 もう一つのクライマックス 〜勝鬨〜

瀧尾神社 神幸祭の余韻。
それは、式典時のおりんのようだ。
音が、全身の細胞内までしみ入り、しかも、可聴音が消えた後からが“本番”
響音は、体内をめぐる。
そう、音は、消えていない・・・

「人前で、兄貴と一体になった日」

昨日のドーパミンはようやく抑制され、幸せなるセロトニン支配へ。
さまざまな記憶が蘇ってきた。
そうだ!
もう一つ、クライマックスがあったわ。
(第6462話参照)

勝鬨(かちどき)

シーンを遡って(さかのぼって)みよう。

宮出し(神輿が神社から出発すること)前、出発の儀。
約450名、集結。
全員が“熱盛・男”に見える。
もう、ムンムンだ。

と、宮司さんが、ワタシのそばに寄ってきた。
「〇〇の勝鬨(かちどき)で、スタートしますわ」(〇〇には、兄貴の名前が入る)

え!?
突然、そんなん!
えーんですか?!(いいのですか?)
まぁ、この姿(緋色のマント)で、兄貴だってことは、わかるかもしれない。
でも、それって・・・
あかん、ドキドキ、してきた。

重く、硬い、南蛮胴着
圧のかかる、マント
全指の出た、草鞋(わらじ)
至る所の、締め付け・・
感覚、完璧アウェイだ(汗)
ふー。
こんな時は、バサラと “踊れるカラダ”に、頼るしかない。
グラウンディングし、コンフォートゾーンへ。
即、切り替わった。
あらゆる不自由の中に“自由”を見つけるべく、体内は蠢き始めた。

それに・・・覚悟もすでに決まっていた。
龍神カードを引いていたからだ。
(第6361話参照)

お尋ね内容。
「神幸祭でのあり方を教えてください。
今日一日、どういった存在、
どんな役割を務めさせていただいたら良いのでしょうか?」

「決定打、一枚引き」

ラスト1枚。
表に返す時、珍しく、手が震えた。

でた。

「龍神界」

最強にして最大のカード。
龍神界とは、現象界と陰陽の関係。
龍神界がウラで現象界を“支配”している。
現象界が変わる時は、
先に必ず、龍神界に変化があるというシステムは、ダンスと一緒だ。

カードご神託
「現象界に影響を与えろ」
「龍神界の王となれ」

涙が出た。
よし。
今日1日“兄貴そのもの”で、いこう。
完璧、ハイジャック、よろしく。

さて、出発の儀が終わり、その時が来た。
“司会”は、こんな紹介。
「今日は、〇〇にカラダを“乗っ取られている”方が、来たはります」
どよめき、笑いが巻き起こった。
「その人の勝鬨で神輿、出発したいと思いますので・・・ちょっとお願いできますか」

闊歩。
勇士、登場。
敬礼。
全く怯まず、声が、爆発。

「皆のものぉ〜!!
いくぜぇ〜!!
エイエイオー!!」

発したこともないはずの言葉なのに・・・
この感覚は、体験してきた。
そう、何度も、何度も・・・
追慕。

拳を突き上げた。

ん?
“熱盛・男”チョイと怯んでる!?
動画にはヒデくんの苦笑も、入ってます。
「もう〜よーやるわ・・・」
byヒデ

一気にスイッチ稼働。
初馬とは思えない、カラダ感覚で
「すっごい、いい感じ!」
偉大な一日の幕開けとなったのだ。

 

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2024-10-01 | Posted in informationNo Comments »