エッセイ
2019-03-07(第4427話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(57)~発信が直れば、受信も直る~
2019春のビッグ対談!
「進化系・猪突猛進のススメ」
続きです。
エレナ
「自分の声が嫌い、自信がない人でも、
『自分の声を聴いている状態に入っていく訓練』
をすれば、
直っていくものですか?」
ジュンコ先生
「ええ。
ただし、直っても
自分の声が好きになるとか、
自信が持てるようになったという感じではないかもね」
エレナ
「そーなんですか!?
ボイ・トレ(ボイス・トレーニング)とかすることで、
自分の声が好きになったとか、
自分の声に自信が持てるようになったとか
いう場合、何か違うのですか?」
ジュンコ先生
「全てがそうではないけれど、
単なるボイ・トレで手に入れた声は、
オーセンティック・ボイスとは違う可能性も高いわね。
カラダの仕組みで踊るダンスと“上手いダンス”は、
一致しない場合と同じようにね。
例を挙げれば、
アナウンサーの人は、ボイ・トレを受けたり、
声や言葉に関する勉強も受けるから
みんな一様に良い声でしょ?
でも、意外に、
オーセンティック・ボイスではないかも知れない」
エレナ
「ふわぁ。
オーセンティック・ボイスって、
想像以上に深いんですね。
じゃぁ、
自分の声が好きになったぁとか、
自信ができたぁ!ってはないとして、
自分の声が“直る”と、
一体、どんな気分になるんだろう?」
ジュンコ先生
「落ち着く、わね。
静かに『これで、良いんだ・・・』って感じ」
エレナ
「なんか、地味(笑)」
ジュンコ先生
「そうね(笑)
本来の自分の声って、自然だからね、
出せるようになると、落ち着くのよ。
反対に、違う声を出しているときは、落ち着いていない。
バランスが悪いのに、力んで立っている状態と一緒」
エレナ
「ヤッタァ!
オーセンティック・ボイスが、見つかったぁ!
これで人生が変わるぞ!
という感じではないのですね」
ジュンコ先生
(うなずく)
「もう一つ、大事なのこと・・・
自分の声が“直る”と、
なぜ、落ち着くか、興味深い理由があるのよ。
実は、耳も直ってくるから、なの」
エレナ
「耳が直る?
それは、聴覚が正常になるということですか?」
ジュンコ先生
「その通り。
もっと、言えば、目も直るわ」
エレナ
「目?
ということは、視覚も正常になると?」
ジュンコ先生
「YES!
声が直ることで、
聴くこと、見ることも、直る。
だから、落ち着いてくるのよ。
逆に言えば、
声が狂っている人は、
聴くこと、見ることも、狂っている。
本当、ではない・・・。
聴くこと、見ることは“受信”
話すことは“発信”
発信の狂いは、受信の狂い。
受信の変は、発信の変。
両方、密接な関わりがあるのよ」
ミニ・ミニ ボイス
“神楽坂”スタン&ラテン専科終了。
新学期の始まり!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
実は、個人的にスッゴイことがあってね(汗)
レッスン・感覚がめっちゃ変わったんだ。
チョイと、予定と違う内容になったこと、
ご了承ください。
スタン・タンゴもラテン・チャチャチャも、
“上達”したねぇ!
リキみが取れてきたね。
ショータイム、お見事!でした。
どんどん、上手くなる“予感”
ありがとう!
それにしても・・・
「アンノウン・テリトリー(未知なる領域)」
へ、ワタシ自身が、突入!した感じ。
ふわぁ。
土曜日 ユニプラ
月例ワークショップ・・・パソドブレが、楽しみダァ。
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