アニバーサリー
2021-04-23(第5205話)アニバーサリー(anniversary)vol.2 “ふるまい”のお仕事・本気スタート(84)~自受法楽〜
「快刀乱麻ワークショップ」の詳しい情報は、
コチラへどうぞ
前回の続き。
悟りのための、実践。
意識的に生きる・・・
いいですね。
でも、悟りって、
ごく限られた者だけが達することのできる遠い彼方
幻想的境地みたいな、
ニュアンスになってしまいがちですが、
師匠の言う、悟りとは?
「如実知自心(にょじつちじしん)
自分というものをあるがままに知る、ことだ。
ここでの、ポイントは、
単に自分を知ると言うのではなく、
『ありのままに知る』と言うところにある」
と言いますと?
「自分にとって、いい部分だけではなく、
好ましくない部分であっても
『これが自分なのだ』と、
ありのままに受け止める・・・これが大事なのだ」
それが、あるがままということですね。
「そうだ。
温かい幸せな感情も、とんでもなくおぞましい感情も、
愛も、不安も、嫉妬も、思いやりも、憎悪も・・
すべてのすべてが、紛れもなく、仏の現れなのだ。
といった、理屈を超えたところから理解できた瞬間、
すでに、人は、悟っているのだよ。
言っている意味はわかるかな?」
はい。
でも、好ましくない部分の自分を、ありのまま、認める、
受け止めるって、非常に難しい・・・
教師の指導をしていて、最も、困難に感じる点です。
あるがままの自分を受け止めることがどれほど大事か、
頭では、理解できても
いざというシーンを迎えたら、やっぱ、無理(汗)
好ましくない自分が表出するやいなや、
無意識下の行動に出てしまう。
蓋(ふた)をしたり、遠ざけたり、逃げ出したり・・
そこから、一気に思考が狂い、認知の歪みが追い打ちをかける。
素直、無邪気
・・といった言葉を使って、
指導しても、なかなかうまくはいきません。
「うむ。
だからこそ、悟り、なのだ。
自分を知る・・・たったそれだけで、
仏や神、宇宙と一体になれるとは、
なんとも、シンプル!!
誰もができそうでありながら、誰もがなかなかできない。
だからこそ、悟り、なのだよ。
さて、問うてみよう。
なぜ、ジュンコは、自分を認める、
受け入れることが、できるようになったのだ?」
うーん。
信じている、から、かな?
いや、信じたいから、かな(笑)
「何をだ?」
この“夢”のように、素晴らしい人生を。
とびきり面白く、
最高にドラマチックな日々が、本当であると、信じたい。
存在たち、師匠も含めてですが・・・本物であると信じたい(笑)
どんどん、信じ難くなってきていますが、
修行して、信じていきたい。
などと、やっているうちに、
自然と、自分をあるがまま
受け入れるようになったのだと感じています。
「自受法楽というわけだね」
じじゅ・ほう・らく?
意味が、わかりません。
「自受法楽は、仏教用語。
仏を信じ、楽しんで修行をし、楽しく善行を積むことだ」
楽しんで修行!?
「そう。
ジュンコは、楽しんでいるではないか!?」
確かに、そうですね(笑)
「楽しいことは、いいことだ。
修行が、長続きする最大のポイントでもある。
修行レベルが上がるに従い、
何を楽しいと捉えるか?のレベルも上がっていくものだからね。
この辺り、ダンス教育も一緒だろう」
ミニ・ミニ ボイス
“肥後橋”スタン専科&ユニプラ終了。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございます。
スタン専科
意識や自覚というエリアに、ぐっと焦点を当てました。
自覚と、実際のズレ?
一体、何を意識し、踊っているのか?
気づきの多いカラダであることが、
上級者への道だもんね。
ユニプラ
いつもと大きく違う、進化系ユニプラとなりました。
ルンバのリード前、心得について。
スロー・フォックストロットのスタート
フェザーステップのドライブのかけ方。
センターにある、方向と空間と音楽の活かし方・・
1回1回のレッスンを大事に、
いつ、何があっても、
思い残すことのないように・・・
ふー。
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