祭り
2025-08-17（第6783話）祭りじゃぁ〜！（28）色っぽい女性
祭りじゃぁ〜!
「祭りの後」対談、続きです。
エレナ
「人間ジュンコが受け入れた“内なる女性”
２人目・・・これも、ジュンコ先生的には、縁遠い存在と思っていた。
真っ向から否定することさえある」
真っ向から、否定！？
ますます興味が湧いてきたわ。
エレナ
「ヒントは、アメノウズメ・・・知ってる？」
アメノウズメって、
ジュンコ先生が巫女舞を踊ったあのアメノウズメよね？
エレナ
「そうだよ。日本神話の有名人。
神話でのアメノウズメに関して、知ってること、ある？」
日本神話・・・よくわかんない（汗）
アメノウズメのことも
「天岩戸を開くときに踊った」くらいしか知らないわ。
エレナ
「じゃ、ズバリ！な、ヒントを言うよ。
『神懸かりして胸乳かきいで、
裳緒（もひも）を陰（ほと＝女陰）に押し垂れき』」
？？？
エレナ
「日本書紀の記述だよ。
アメノウズメがトランス状態になって、踊っている様子。
乳房をあらわにして、腰紐を陰部にまで垂れさせ、半裸状態で舞う。
色っぽく、官能的な踊りだったって意味」
・・・
エレナ
「答え、言っちゃう。
人間ジュンコが受け入れた“内なる女性”
２人目は、色っぽい女性」
うわぁ。
それは、ジュンコ先生、真っ向、否定しそうね。
エレナ
「そう。
性の扱いを、学術的、哲学的、人間力学とか・・・に観てるから、うまくいかない。
女性にも男性にも、辛辣（しんらつ＝厳しい）な意見を持ってしまう。
中でも、色っぽい女性というものに対し、やたら、厳しい。
それに、致命的なところがある」
致命的？
エレナ
「タマシイ的に、兄貴色が濃い」
それが致命的なの？
エレナ
「うん。
コレ以上は、メンドーなことになるので、言えないけど。
とにかく、ジュンコ先生は“強すぎる”んだ」
あぁ、その一言で、納得できたような（苦笑）
エレナ
「でも、この先の任務の都合上、
“強さ”はそのまんまで、
色っぽく官能的な女性性を覚醒させる必要があった。
だから、バサラ・トリック！
仕掛けたんだ」
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