ラテン専科, レッスン案内

2019-10-07
(第4641話)2つの専科トピックス vol.9 スタンダード専科 9月報告10月予定(5) 〜空間認識能力・連動力・結束力〜    

引き続き、
神楽坂&肥後橋教室
9月のスタンダード専科
リアル・レッスンでの「質問」抜粋です。

Q「ターニング・ファイブステップの時、
相手との位置関係が見えなくなる」

質問に答える前に、クリアにしておこう。
ジュンコ・メソッドでは、
フレームの形を作って、固める
しっかりとしたボディ・コンタクトを取る
ソンナコンナをすることで、
相手との関係を作ることはNGとしているが
なぜだろう?

それは、
あらゆる潜在能力が開拓されなくなっちゃうからなんだ。
言い換えれば、
「社交ダンスを手段として
潜在能力開花をしていただきたい!」
てな、気持ちが大きいからだ。
開拓されるべき潜在能力の一つに
「空間認識能力」がある。
4274話で紹介済みだけど、空間認識能力って、
スポーツや芸術の分野で秀でている人は、
発達しているが、
「人が持つ潜在能力の中で、最も未開拓のもの」
だとも言われているんだな。

改めまして・・・空間認識能力とは、
「物体の位置・方向・姿勢・形状・間隔など、
物体が三次元空間に占めている状態や関係を、
すばやく正確に把握、認識する能力のこと」
ダンスの際は、
物体のところを相手と置き換えると、いいわけね。
ターニング・ファイブステップにおいては、
セイムフット・ポジションから、クローズド・ポジション
アウトサイドを経て、プロムナード・ポジションへ・・・
と、相手との位置関係が目まぐるしく変わるでしょ?
空間認識能力、メッチャUPできるよぉ。

無駄な力を抜いて、
ゆっくりと、相手との関係を感じることがキモ。
背骨の揺れをつなぎながら、ね。
最初は上半身、下半身といった、大雑把な感覚でOK
トライしているうちに、
頭の位置、骨盤の位置などなど・・・
観えてくるよ。
ポイントは、ポジション変化を意識することだ。

Q「ヘッド・フリックが決まらない」

フリックとは「素早く動かす」
ヘッド・フリックは、頭だけではなく、
ヒップ・ラインも動かすのがポイントだ。
ただし、正確には、
動かすのではなく、連動するってモン。
男性 ヘッド右 この時、ヒップ・ラインも右へ。
女性はこの逆さま。
ヘッド左 この時、ヒップ・ラインも左へ。
上半身は、逆さま捻りになるが、
これまた自動的にそうなる。
ってことで、上半身は動かさないようにするという感じ。
素早く動かす前に、ゆっくりやってみて、感覚をつかみ、
相手との合わせどころも、観察してみよう。

Q「女性、スローアウエイ・オーバースウエイから
セイムフット・ポジションになる
際、バランスが取れない」

意外な盲点なのが、左足先。
セイムフットの際、ポイントする足先のことだ。
緩んだままだと、バランスを壊すんだ。
足指を“結束”させ、ラインを整えよう。
脚部の力みなし!は、大前提だよ。

ふー。
今回は、これまで。

さて、10月レッスンでは、ステップは進まず、
“タンゴらしさ”に繋がるテクニック部分を掘り下げます。
特に、ウォーク。
再確認だぁ!
そんでもって、質問も受け付けます。

最後に・・・
“集中期”緻密なレッスンについてきてくださってありがとう!

 

ミニ・ミニ ボイス

“神楽坂&肥後橋”練習会終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

「たくさん踊ったんですっ。
エレナちゃんの背中に入っている乾電池の
7番目くらいから“アシ”だって知って、
すごく踊りやすくなったんですっ。
楽しかったぁ」
BY エレナ

“神楽坂”の様子は・・・
いい感じだったようで、ホッ。

参加してくださる皆さんに、ホンマ、感謝です。
“肥後橋”では、飛び入り参加の方もあり、
うれしかったです!

さぁて、教師の方々、どうでしたか?
次回につながる、良い内省を・・・。

 

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2019-10-07 | Posted in ラテン専科, レッスン案内No Comments » 
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