快刀乱麻クリニック

2016-11-16
(第3585話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(35)~ショルダー・スイングはサイドアップ〜   

さてさて、
前回のショルダー・スイングのお話、いかがでした?

「フェザー・ステップの、左足前進のとき、左腕を
スリー・ステップの、右足前進のとき、右腕を
大きく振り上げる」

ナニナニ?
後退側の女性はどうなのかって!?
あ、そうね。
説明がまだだったわね。
女性は、男性の反対で・・・

「フェザー・ステップの、右足後退のとき、右腕を
スリー・ステップの、左足後退のとき、左腕を
後方へ大きく振り上げる」

つまりは、男女ともに、
これから進行しようとする方向に振り上げる・・・これが基本。

実際に踊る際は、
腕はフレームとして形を作っているから、
進行方向へ大きく振り上げる・・・
まんまの、ショルダー・スイングはできないんじゃないか?
と思う方が多いかもしれないね。
ところが、そーでもないんだよ。
振って上げているのは、腕や肩だけではなく、
ボディ・サイドが主。
右のボディ、
左のボディが、交互に進行していく方向にアップする・・・
これを肩や腕でエクステンション(延長して)いくってものなんだ。
ポイントは、
右アーム、左アームを体幹部から、
しっかりと引き抜いて長く使うこと。
右アーム、左アームがバラバラにならならないように、
背筋からちゃーんと関連させて動かすこと。
ソンナコンナができたら、崩れて見えない。
フレームの格好を気にするあまり、
形を作ってしまうことの方がずっと危険だ。
ショルダー・スイングは、正しくかからない。
ショルダー・スイングが正しくかからないと、つながりのある
ヒップスイングもかからないから、要注意なんだ。

上記
「右アーム、左アームがバラバラにならならないように、
背筋からちゃーんと関連させて動かす」感覚、
チョイとやってみようか・・・・・・
両手を大きく横に広げ、
横一直線になるように、左右から引っ張って。
まんま、
右腕を前に振り上げたり
左腕を前に振り上げたり・・
右腕を後ろに振り上げたり
左腕を後ろに振り上げたり・・
動かす時は、背筋から。
腕からではないよ。
胸椎が回旋していると意識して。
きついかな?

 

ミニ・ミニ ボイス

自分から出している音声の大事さに気づくと、
他者から発せられる音声が気になってくる。

言葉以上に、音声が。

不安や心配が混じっていたり
悪意や嫌みが入っていたりすると、
なーんや、感じるものなんだよね。

わぁぉ〜
鈍感力
忘却力
・・色んな能力が必要だぁ。
てか、
精神がタフになること、
もっと根本的なエリアがレベルアップすること
の方が重要か・・・

 

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2016-11-16 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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