快刀乱麻クリニック

2016-08-26
(第3503話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(11)~予備脚・CBM・スイング〜   

ハァイ!
前回の質問について、考えてみたかな?

質問内容は、こうだ。
「スロー・フォックストロットの
男性の予備足をイメージしてみてください。
左足前進。
この際、CBMを使用するが、使用しているスイングは?
複数可
思いつくものなんでもあげてみて」

では、ジュンコ先生と、
ヒデヒコさんの対談の中で答えをどーぞ。

 

ヒデヒコさん、何度も、
横揺れから左足前進につながるCBMを試しながら考えている。
そして・・・

ヒデヒコ
「肩が回っているみたいやから・・・ショルダー・スイング

 

ジュンコ先生
「おぉ!正解!
いいわね。
他には?」

 

ヒデヒコ
「頭も動いている感じがするから、
メトロノーム・スイング

 

ジュンコ先生
「そう!
よくわかったわね。
他には?」

 

ヒデヒコ
「左足の股関節から、
ブラーンと揺れている感じで、
下もユラユラしているんで・・・」

 

ジュンコ先生
ペンデュラム・スイングかな?」

 

ヒデヒコ
「あぁ、そうです。
部分の名称でいうと、
レッグ・スイングヒップ・スイング

 

ジュンコ先生
「えらい、エライ!
他には?」

 

ヒデヒコ
「え、まだある?
うーん」

 

ジュンコ先生
「ヒデヒコさん、
ちゃーんと揺らいでいるわよ。
ググッと、
背中から右アバラを張るように使っているでしょ?」

 

ヒデヒコ
「あ、そうですね。
これも、スイング?」

 

ジュンコ先生
アバラ・スイング
大雑把に、ボディ・スイングということもあるし、
大きくなると、エクステンションとも言うけどね。
ヒデヒコさん、上出来よ!
CBMは、ローテーション運動なので、
回旋は重要なんだけど、
今、答えてくれたスイングがないと、
ヨレてしまうのよ。
または、回転が雑になる。
左右のボディ分離、
アバラと骨盤の分離ができていないと、
肩と腰が同時にコロンって回ってしまうしね」

 

ヒデヒコ
「あぁ、そうなっているかも。
これだけ、予備脚で、
CBMだけを感じたことなかったから」

 

ジュンコ先生
「そうね。
予備脚って、いろんな動きの複合だからね。
正しくCBMができていない人がたくさんいるわ。
だから、
ショルダー・スイング
メトロノーム・スイング
といった、予備脚・CBMの際に、
最も重要なスイングが良くないように働いてしまうの」

 

ヒデヒコ
「良くないようにって?」

 

ジュンコ先生
「ショルダー・スイングは、回しすぎ。
メトロノーム・スイングは、頭から突っ込む。
バランスが取れなくなってしまうのね。
いい?
ヒデヒコさん
スイングを実学にするキーワードは、
バランス、なのよ。
予備脚、そして、そこからのドライブは、
そのバランス練習に最適なのよ」

 

ミニ・ミニ ボイス

ユニプラ・スロー
ワークショップを受けて、レベルアップだぁ!
みなさ〜ん、お疲れ様でした。

「女性の、ポイズって大変やなぁ。
『こんにちは』してしまうわぁ〜」
BY ヒデ

「こんにちは」
とは、男性領域に女性のヘッドが侵入しゃうこと。

男女共に、正しい動きを体得することで、
美的なダンスへ!
ちょいとキツいけど、がんばろうね。

 

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2016-08-26 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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