快刀乱麻クリニック

2016-04-09
(第3364話)快刀乱麻クリニック ダンスの 根本的“なぜ?”の解決に迫る ズバリ!ワンピースで踊るには!?(29)~アナトミー・トレイン〜 

では、筋膜のお話も、
エレナちゃんとの対談でどうぞ。

 

エレナ
「ジュンコ先生は、筋膜の勉強ってどうやって
されたのですか?」

 

ジュンコ先生
「きっかけは本ね。
アナトミー・トレインは、とても参考になったわ」
(第3360話参照)

 

エレナ
「専門的な本、なのでしょう?
難しくないですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
内容は簡単なものではない。
アナトミー・トレインってね、
『カラダ中に張り巡らされた筋・筋膜の網を通して、
姿勢や動作の安定がどのように得られていくのかを
解明する画期的な理論』
英国のセラピストの第一人者、
トム・マイヤーズという人が、
解剖学見地からあみ出したリリース・マップなのよ」

 

エレナ
「リリースは解放ですね?
カラダを解放させていくための指針みたいなものですか?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
内容は、運動療法士、鍼灸師、
カイロプラクターといった
ヘルス・プロフェッショナルの方々のためのモノだから、
難しいわね。
カラダの中には、いくつかの筋膜ラインがあるの。
そのライン図が載っているんだけど、それが良いのよ!
観ているだけで、感覚的にわかってくる。
それに、ダンスの時のカラダ使いが、
筋膜理解を進めてくれたわ。
反対に、筋膜理解が進むにつれ、
カラダの連動性が観えてきたわけ。
人体のつながりって、複雑なようで、
シンプルな面ももっているのだな・・・という印象ね」

 

エレナ
「へぇ〜。
そのラインっていくつあるのですか?」

 

ジュンコ先生
「大きく7つね。
筋膜ラインには、3大原則があるのよ。
1つ目は、
同じ深さで、かつ直線的
ラインは、筋膜の連続であって、
引っ張り合う張力のラインなんだけど、
おおむね直線的に並んでいて、同じ深さにある。
浅いところのラインと深いところのラインがある」

 

エレナ
「地上のラインと、地下のラインみたいな?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
2つ目は、
筋膜は連続的だけれども、筋肉は不連続
筋肉とは、骨から骨へとくっつく独立したパーツなの。
筋肉自体にはそれぞれ違う働きがあるから、
すべての筋肉がつながっているわけではない。
でも、その筋肉を包んでいる筋膜は連続的で、
そのライン上の次の筋肉と連絡し合っているわ」

「3つ目は、
ラインにはそれぞれの役割がある
すべてのラインが姿勢と動作に関係しているけれど、
その中での細分化がされているの
この辺り、ダンスにすごく参考になったわ」

 

エレナ
「へぇ、面白そうですね。
もっと、知りたいです」

 

ミニ・ミニ ボイス

10時間くらい、寝た。
お腹いっぱい食べて、気を失うようにまんま寝たのに、
食べたもの、全部、消化してる!
胴回り、ペッタンコだもん。

色んなところが回復しているのに、驚いた。

“大阪”では、どーしても削ることになる、睡眠時間。
でも、もうちょい、大切にしよう。

 

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2016-04-09 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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