エッセイ

2022-04-07
(第5554話)チョット中休み エッセイvol.139 番外とん&どこスピンオフvol.1 ふるまい紀行(10)~バス出発!感謝モードに切り替わった〜 

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ふるまい紀行 室戸岬編
の続き。

「ショーシャンクの空に」
観たこと、ある?

実は、ずーっと以前に一度、
どこかで観たことあるんだよね。
いい映画だなとは、思った。
でも、あの有名な脱獄シーンしか、印象にない(苦笑)
ヒデくんが「ショーシャンクの空に」の話を始めた時、
「あぁ、あの、刑務所の話で、
黒人の人が処刑されて・・・云々」
すると
「それは、グリーンマイルや!」
ふわぁ。

「ショーシャンクの空に」
“行き”のバスの中で観て、
超・感動。嗚咽を漏らしながら、号泣。
室戸岬体験に、シャカーン!光が差した。
“帰り”のバスの中で観て、再・感動。静かな熱い涙。。
室戸岬体験と重ね合わせ、存在たちに、感謝した。

ぜひ、観て欲しい!!

ネタバレしちゃうと、観る際のお楽しみが減っちゃうんで、
内容については、残念無念、グッと堪えて、割愛。
でもなぜ、かつて印象が薄かった映画が、
一気「運命の映画」と格上げされたのか?
存在たち視線での“見どころ”も、
ちょこっと交えながら、ジンワリお伝えしますね。

とはいえ、最初、バスの中で、映画を観る気はなかったんだ。
とても、そんな気分になれなかったからだ。

バス酔い防止にと、一番前、運転手の後ろの席にした。
乗客は、ポツポツ。
空いていたが・・・
想像していた以上に、フツーのバス。
高速バスというからには、もうちょいの設備、
環境を期待していたのだろう(汗)
振動キツく、音もかなり耳につく。
狭い座席。
荷台に物を置くと絶対に“忘れる”と思い、足元にずらり並べた。
身動きができなくなり・・・
ふー。

気が滅入りそうになったワタシは、
コンビニで買っていた酒を飲むことにした。
お気に入りの「蜜柑のお酒」
あかんわ。効かんわ。
度数の強い酒にすれば良かった。
あ〜このまんま、6時間か・・・と暗くなりかけたその時だった。
不思議な現象が起こったんだ。
“目”が、勝手に動き、窓の外を捉えた。
“ホテル阪神”が、うつった。

「福島か・・・」

途端、
クーン・・
ノイズ・キャンセルがかかったかのように、辺りが静まった。
そして、心が、過去に戻っていったんだ。

福島は、教室からほど近い、結構グルメな街。
この辺り、3人でよく来たな。
3人のうち誰かの「食事 ふるまい」
「今日は、ワタシにさせて」
「いや、僕が」
可愛い小競り合いしたこともあった。
あ、そう!
一時期、ミキヒコさん、この辺りに暮らしていたな。
カビ臭い部屋。
ミキヒコさんにまでニオイが移って・・・
でも、本人は気づいていなくて・・・
ヒデくんと二人で、説得。
ミキヒコさんを、今のマンションに、脱出させたもんな。

なんだかんだ、あーだのこーだの言いながら、
3人で頑張ってきたもんな・・・

急に、何かと、繋がった。
あーん。
泣いた。
涙が、どんどん湧いてくる。

「ありがとう、ここまで、来れたこと、ありがとう」

ブツブツ、呟き始めた。
また、わーん。

ひとしきり泣いた後、
すっかり、感謝モードに、なっていた。
バスのことが、気にならなくなっていたんだ。
それどころか、
“師匠”覚醒の地へ、
ワタシを運んでくれる“希望の乗り物”とさえ思っているではないか!?

自然に、iPadに手が伸びた。
ヒデくんに習ったように操作。
「ショーシャンクの空に」
を選び出し、
ノイズ・キャンセルにも成功、一気、映画の世界へ・・・

ワタシの周りは、レインボウ・バブル・エレナで守られ、
(第4786話参照)
ミニ・シアターと化したのだ。

 

ミニ・ミニ ボイス

神楽坂スタン&ラテン専科、無事終了。
ご参加くださった皆さんありがとうございました。

両レッスンとも、プロフェッショナル向け!?
自分が何を意識しているのか、ちゃんと意識し
動きにつなぐレッスン。

人体って深いねぇ。
めっちゃいい勉強になりました。

それにしても・・・
自分のフォーカス(視点)が変わっていて、驚き。
すっごく“見える”んだ。
本日の、浅草供養。
この“目”を生かし、頑張ります!

 

 

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2022-04-07 | Posted in エッセイNo Comments » 
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