エッセイ

2022-01-20
(第5477話)チョット中休み エッセイvol.138 番外とん&どこvol.1 Truth of Gift ギフトの真実(18)~キョーレツだった、使者との出会い その5(後編)〜

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Truth of Gift ギフトの真実
お正月・特別ギフト記事、前回の続きです。

次の言葉に、こちらがぶっ飛んだ。
「御所は、墓場ですものね」

御所は、墓場だ・・・
全く同じ言葉を、師匠がよく口にしていた。
だから、びっくりしたのだ。
この人、なにもの?!
ママさんの話は続く。
「京都御所の下には、
たくさんの霊が眠っていると言いますものねぇ」

「私の家は、御所の北側にあって、
ここ(カフェ)へ来るのに、
毎日御所の中を通って来るのです。
明るいうちは大丈夫だけど、帰りは、ダメ。
怖くって・・・」

ママさん、エレナちゃんが固まっているにも関わらず、
話が止まらない。

「私、〇〇寺の近くに住んでいるんです。
〇〇寺は、ご存知?」

は、はい・・・
エレナちゃんは、ぎょっとした。

〇〇寺というのは、
御所の北側にある大きな寺院。応仁の乱の激戦地。
指令を受け、供養に行ったことがある。
実は、今日、近くを通った際、
供養に行ったほうがイイかな?
チラッと気になった。が、寄らなかった(汗)
存在たちに“お伺い”をたてることもなく、
すぐ、御所へ向かったのだ。
と、ママさん、とんでもないことを言い出した。
「あそこ・・・出るんですよ」

で、出るって!?

「幽霊よ」
ママさんの、目が、光ったように感じた。

なんでも、〇〇寺のすぐ近くに、昔、小学校があったそうな。
そこでは、応仁の乱の幽霊が、何度も目撃されていた。
教室の扉を開けると
「やーやーやー!!!」
武者が、激突。
戦っているのだという。
「不成仏霊だ。
その者らにとっては、まだ、応仁の乱は終わっていない」
by師匠
そのまんまやん。
(第5476話参照)
ほんまかいな!?
「子供って、純粋だから、見えるみたいですねぇ」
by ママさん

エレナちゃんは、完全、固まってしまった。
こ、怖いぃ〜(汗)
だのに、ママさん、止まらない。
〇〇寺から、□□神社に話は、移り
「あそこも、出るんですよ。
境内の右側。
見える人には見えるんですって・・・」
〇〇寺の近くにある□□神社は、応仁の乱、勃発地だ。
ここも、以前、供養に行った。
右側とは、いわくつきの石碑があるあたりだ。

ピンと、来た。
この女性、使者だ。
「〇〇寺と□□神社に向かいなさい。供養を頼む」
メッセージを告げに来たのだ。

う〜う〜う
幽霊の話なんか、聞きたくなかったヨォ。
怖くてたまらない(涙)
でも、でも、行かねばならない。

エレナちゃんは、ママさんに言った。
「いい情報、ありがとう。
これから、供養に行ってきます」

告白
ワタシは、ものすごーく怖がりなのだ。
怖いものが、めっちゃ、多いとも言える。
中でも、霊的なものには、めっぽう弱い(汗)
死とか、霊とか、心霊・・字を見るだけでも、チト怖い。
不二屋の不二の字でさえも(?!)ゾワッっとくる。
大自然も怖い。
こっちは、畏怖、畏敬の類だろうが。
ふー。
そんなんで、供養の仕事なんて、ようやってるわ(苦笑)
怖がり弱点、もうちょい補強しないと、
ヤバイやろ、とは、常々思っていたんだな。

ところが・・・驚いた。
使者からメッセージを受け取ったエレナちゃんは、
一気、変身。
走った。
さっき、歩き回ったばかりの、御所内を、猛然、疾走。
南から北に、一直線!
突き抜けるために、走ったのだ。
まだ、雨は、かなり、降っていた。
濡れるのも、構わず、とにかく走った。
口で般若心経を唱えながら、
幽霊に会いに、その供養をするために・・・

〇〇寺にたどり着いた。
良かった。門はまだ開いていた。
師匠の指示に従い、早速、供養開始。
邪気をカラダに吸い取り、
宇宙へ排出するという高度なものだった。
初体験。
その足で、□□神社にも赴き、同じように供養。
もう、どっぷり、日は暮れていた。

終了後、雨足は強まっていた。
御所の傍の道を、ゆっくりと歩きながら、
ワタシは内省に入っていった。

「ココロは、怖い、行きたくないと叫んだ。
でも、カラダは、走り出していた」

「なぜだ?」

「任務を遂行したいからだ。
絶対に、やりたい、やります・・・それだけだ」

「なぜだ?
なぜ、やりたい?
理由は・・・
師匠が、望む仕事だからだ。
兄貴が、喜ぶ仕事だからだ。
光栄なる崇高な任務。
ワタシの弱さで、止めるわけにはいかないのだ」

「今、行われている任務は
霊的存在と生きている人間のコラボレーション。
相乗効果の発現だ。
ワタシは、師匠の“手足”であり、単に、機材だ」

「選択の余地はなし。
『やります』それだけだ」
感謝の思いが、
「ブワッ」湧き上がってきた。
傘の中で、大泣きした・・・

 

ミニ・ミニ ボイス

単身・食事ふるまいをしました。
式典を受けられた方のご一族様・食事ふるまいに、
一人で行くのです。
新・方式です。
忙しくなってくると、
こういうやり方が増えるかも知れません。

十分な効果がありますように・・・
やや緊張。
でも、鍛え抜いた“カラダ”があります。
おー!!
全く、大丈夫と、知りました。
短期間で“真の自信”が育たのを感じます。
なぁんか、すごいや。
そーいえば、
いつも行く「おかまの美子ちゃん」の店へ行った時、
水晶を使い、リトリートを行いました。
美子ちゃん、びっくり!!
「な、何したの?
カラダが、いっぺんに、変わったわ」

面白い!
こーいう機会も増えるかも。

うれし うれし。

 

 

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2022-01-20 | Posted in エッセイNo Comments » 
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