エッセイ

2020-08-24
(第4963話)チョット中休み エッセイvol.137 続・とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(205)~父からのギフト「アルバムの切り絵 龍」~

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存在たちとの対談。
続きです。

 

ジュンコ
「名前のこと、びっくりです。
(第4962話参照)
長年の謎がようやく解決しました。
うれしい!
『潤子』という名前、大切にします」

 

「ようやく、気づいてくれたと、龍も喜んでいるぞ」

 

ジュンコ
「良かった。
あのぉ・・・思い出したことがあります。
アルバムです。
人生最初のアルバム・・・今も、実家にあると思いますが、
誕生から幼稚園頃までの写真が、貼られています。
そのアルバムの扉の部分に、
緑黄色の『龍』切り絵が、施されてあるのです」

 

「亡くなったお父さんの“作品”だね?」

 

ジュンコ
「はい。
辰年に生まれた娘への“ギフト”だったそうです。
雲上の立派な『龍』の横に、
同じ “切り絵文字”で『潤子』とありました。
どっしりとパワフルな文字でした。
そう言えば・・・門構えの中の『玉』の字が、
ひときわ目立ってました(微笑)
お気に入りのアルバムで、
大人になってからも、よく開いていました。
その度に、扉も眺め、
『切り絵、うまいなぁ、良くできているなぁ』
と感心していました。
でも、まさか、お父さんが作ったものだとは。
全く知らなかったのです」

 

「知ったのは、いつなのだ?」

 

ジュンコ
「ずいぶん、後・・・確か、ヒデくんと結婚してからです。
お母さんが、何かの話のついでに
『実は、お父さん、手先が器用だ』
『あの切り絵も、お父さんが作ったんや』と言い出して。
驚きましたよ。
なぜ、もっと早く教えてくれなかったの!?と、思いました」

 

「うむ。
過去のボイスに、こういう話が載っているぞ。
(第2030話下ボイス参照)
『父は、男の子が欲しかった。
長女である、ヒロコがいたから。
父は、次は、絶対、男だと信じて疑わず、
男の子の名前ばかり考えていた。
ジュンコが産まれる時、分娩室の外で待機していたものの、
看護婦さんから、
女の子だと告げらた父は、がっかりして、病院から姿を消した」

 

ジュンコ
「お母さんから聞いたのです。
ボイスにも書いたように、
(第2031話下ボイス参照)
ワタシ自身、物心ついた時から、
ボーイッシュ(少年的・男の子風)を目指していたので、
お父さんの気持ちがわかるような感じもあり、
笑い話的エピソードとして
捉えていました。
でも、切り絵・ギフトのことを知った時は、
うれしかったですね。
『お父さんに愛されていたのだ』
『ワタシの誕生を、祝福してくれていたのだ』
と、胸が熱くなりました。
ちょっと泣いてしまったのを覚えています。
あ、そうだ!
切り絵の『龍』も、確か『宝珠』を持っていました」

 

「お父さんは、潜在意識で、わかっていたのだ」

 

ジュンコ
「何を、ですか?」

 

「娘の“使命”を、だ・・・」

 

ミニ・ミニ ボイス

“肥後橋”ラテン&スタン専科終了。
ご参加くださった皆さんありがとうございます。

ラテン
“リニア”に時間をかけました。
新感覚で、楽しかったかな?
音楽に上手く乗って踊るようになれば、もっと面白いぞ。
肌感覚を研ぎ澄ますことで、一気に変化。
いやいや、みんな、センスあります!
拍手。

スタン
こちらは“ドラグ”をじっくり。
超基本から伝授しました。
その後、曲をかけると・・・
さすが!
音楽体質揃いのメンバーたちよ!
いい感じで決まって、驚きました。
ダリエンソ様、いい演奏を、ありがとう。

ドラゴン・パワーを受けながら、
成長し続ける肥後橋メンバー!
なぁんか、すごーいことになってきました。
YES!

 

 

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2020-08-24 | Posted in エッセイNo Comments » 
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