エッセイ

2019-03-30
(第4450話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(76)~オーセンティックに向かっての聴覚フィードバック~

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2019春のビッグ対談!
「進化系・猪突猛進のススメ」
続きです。

 

ジュンコ先生
『聴き分け能力、復活』のためには、
狂ってしまっている
“聴覚フィードバック機能”を直さないといけないわ」

 

エレナ
「聴覚フィードバック機能!?
何ですか、それ」

 

ジュンコ先生
「自分が出した“音”を、瞬時に耳で確かめ
“分析”し、次に活かす、機能よ。
声を出すという行為はね、
その声を耳が聴き、脳が処理をして
その結果をカラダにフィードバックするところまでで、
ひとくくり、ワンセットなのよ」

 

エレナ
「カラダにフィードバック?
ということは、自分の出した声は、
自分のカラダに戻ってくるわけですね?」

 

ジュンコ先生
「YES!
どんな思いで、どんな言葉を使い、
どんな気配で、どんな話し方をしたのかも
すべてカラダにフィードバックされる
そして、自分のカラダを作っていく。
骨、関節、筋肉、筋膜、皮膚・・そういったモロモロが、
自分の出した声、つまり“音”で作られていくのよ」

 

エレナ
「ふわぁ・・・スゴイ」

 

ジュンコ先生
「しかも、フィードバックだから、
以下のような意味もはらんでいる。
『結果を原因側に戻すことで、原因側を調節、改善する』
つまり、
自分の音を瞬時に聴き分けながら
『次の声への、調整、改善に努めている』ってこと」

 

エレナ
「声って、賢い!
声じゃなくて、人体が賢いのですね(笑)」

 

ジュンコ先生
「ええ、そうね。
ただ・・・ここからが、
ものすごく大事なことなんだけど・・・・
この聴覚フィードバック機能が、危ないのよ」

 

エレナ
「???」

 

ジュンコ先生
「聴覚フィードバック機能は、まさに“神業”
自分が出した“音”について、
全ての“情報”を読み込んでいるわ。
その“音”を発した時の、心理、
精神状態の深いところまで、瞬時に捉え
『次の声への、調整、改善に努めている』
で、このことが、
かえって、悪いように作用しているの」

 

エレナ
「ちょっと、意味がわからないのですが」

 

ジュンコ先生
「何のために調整、改善をするのか・・・
つまり“目的”がヤバイのよ。
“聴く相手を、対象に”調整、
改善に努めているケースが多いのよ。
相手のご機嫌をとるように
相手を怒らせないように
相手に気に入ってもらえるように
嫌な思いをさせないように
迷惑をかけないように
いい声だと、認識してもらえるように
“試験”に合格できるように・・・
そういったことを目的に
調整、改善、しようと、
努めていることが、ヤバイ。
正しくない」

 

エレナ
「え?
それって、ダメなのですか?」

 

ジュンコ先生
「ええ。
極論を言えば・・・
聴いている相手に理解してもらうことが目的で、
調整、改善することも正しくは、ないわ」

 

エレナ
「じゃぁ、
どういう目的なら、いいのですか?」

 

ジュンコ先生
「ズバリ!“オーセンティック”であるため。
正真正銘、本物、信頼できる、真実・・
そのための“改善”よ」

 

ミニ・ミニ ボイス

本日“神楽坂”100プラです!
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。

内容・予定をざざっと紹介。
プロムナード・ポジョン・セオリーの復習を
「カンタービレ・ワルツ」を使って。
そして、
クランク運動の復習を
「ピクチャー・ポーズループ」で。
それから・・・
ラテン専科 ID CHACHACHA
スタン専科 ダリエンソ・タンゴ 
ワークショップ ファイヤー・パソドブレ 
第2ハイライトからの新フィガー
それぞれの、Step復習もやる予定。
ふわぁ
たくさんあるぞ。
皆さんの様子を見ながら、提案させていただきますね。

みんなで、楽しみながら
有意義な時間を!!

開場は、12時。
開始は、13時です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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2019-03-30 | Posted in エッセイNo Comments » 
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