エッセイ

2019-03-06
(第4426話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(56)~声には、嫌っている自分の本質が、現れている~

2019春のビッグ対談!
「進化系・猪突猛進のススメ」
続きです。

 

エレナ
「ボイス・ビギナーの人が、
自分の声がオーセンティック・ボイスかどうか、
わかる方法や、
何か目安ってありますか?」

 

ジュンコ先生
「一応、わかり良い目安はあるわ。
『自分の声をどう思いますか?』
という問いに
嫌い、あまり好きではない、自信がない・・・
と言う人は、オーセンティック・ボイスではないわね」

 

エレナ
「そういう人は、多いと思うのですが」

 

ジュンコ先生
「すごく多いわね。
ワタシの周りでも
『自分の声が好きだ』とか『声に自信がある』
という人は、ほとんどいない。
自分の声が嫌い、自信がない、でも、それに対して
『これではダメだ。
なんとかしなきゃ』
と思っている人は、驚くほど少ない・・・これ、大問題」

 

エレナ
「大問題・・・?」

 

ジュンコ先生
「ええ。
自分の声が嫌い、自信がないという人の多くは、
自分自身に対する否定感覚を強く持っているものなの」

 

エレナ
「じゃぁ、
声が嫌いなのではなく、実は、自分が嫌い
声に自信がないのではなく、
実は、自分に自信がない・・・のかな?」

 

ジュンコ先生
「そうよ。
声には『自分が嫌っている自分の本質』が、現れている。
自分の声が嫌いという人は、それを見抜いているのよ」

 

エレナ
「自分が嫌っている自分の本質が、現れている・・・
なんか、すごくわかる感じです。
録音した声を聴いた時のショック
って、そーいうこと、だったのですね」

 

ジュンコ先生
(うなずいている)
「自分の声が嫌いという人は、
オーセンティック・ボイスというものを知らなくても
『これは、本当の自分の声ではない』
ということにも、気づいているわ。
だから、
本当に大事な場面では、声が上手く出なくなるの」

 

エレナ
「声が出なくなる?
声が詰まるのですか?」

 

ジュンコ先生
「(声が)裏返ったり、
小さくなったり、硬い声になったり、
言いたいことが言えなくなったり・・
急激に“ストップ”がかかる場合だってあるわ」

 

エレナ
「へぇ!?
そんなの、びっくりしますよね。
“ストップ”は、どこがかけているのですか?
カラダですか?」

 

ジュンコ先生
「さっき、オーセンティック・ボイスは、
別次元にあるものだと話したでしょ?
ココロとカラダとタマシイの振動から成っていると・・・
だから、ストップ司令先は、
ココロとカラダとタマシイなの。
ココロとカラダとタマシイは、
自分の本当の声を知っているし、求めている・・・。
だから、
大事なシーンでは、それを出すことを望んでくるの。
『これは違う』と察知するやいなや、声を止めようとする。
声を出しにくい状況を生み出すのよ」

 

エレナ
『自分の声を聴いている状態に入っていく訓練』は、
そーいう人にも、効果がありますか?」

 

ミニ・ミニ ボイス

“神楽坂”スタン&ラテン専科です。
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。

スタンは、
「レッグ・アンギュレーション」の、続きをやります。
タンゴの基本である、
ピックアップ・ニー(膝が持ち上がる操作)へ繋いでいくよ。

そして、これまた、基本中の基本
「タンゴ・ポジション」
を“いまどき”解釈しまーす。

実は、タンゴって、
近年、すっごく変化しちゃった種目なの。
以前の教科書と
「メッチャ、ちゃう(違う)やん!」
てなところが、いっぱいあって、
「タンゴ・ポジション」は、その筆頭かも。
でも “いまどき”の方が、身体機能的に自然だし、
スイッチを切り替えると、
クラシック・タンゴも可能なんで、問題なし!
・・・てな、フォーカスで、お伝えします。

ラテンは、
衝撃的な愉快さ(!?)だった
「シット・ダウン・ポーズ〜ヒップ・アクション」
から、チョイとだけ、増えます。

音楽に乗って“通し”で、踊ってみると、
あまりの楽しさに
「ふわぁ〜」
って、叫びたくなるよぉ。

基本ラテン・ボディ使い、
ビート・エクサササイズも、続き、やります。

新学期、スタート!
仲間力・発揮で
「サクラ、サク」
目指そうね。

 

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2019-03-06 | Posted in エッセイNo Comments » 
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