エッセイ

2019-01-24
(第4385話)チョット中休み エッセイvol.135 進化系・猪突猛進のススメ(24)~下心の存在を推し量る~

2019春のビッグ対談!
「進化系・猪突猛進のススメ」
4383話の続きです。

 

ジュンコ先生
「なぜ、彼女は、自分のドレスを貸してくれたのか?
“自分的決着”に至るプロセスの中で、考えてみたのよ。
彼女から申し出があった時、
ちょっと不思議に思ったという話はしたでしょ?」
(第4378話参照)

 

エレナ
「あまり親しくしていなかったし、
そう言えば、
彼女のドレスも新調したばかりだったとか?」

 

ジュンコ先生
「そうなの。
親切心で貸してくれた・・・
それは、嘘や間違いではないと思う。
でも、本当にそれだけなんだろうか?」

 

エレナ
「他に、下心があったとか?」

 

ジュンコ先生
「もし、そうなら、考えられるのは、
『貸してあげる』ことで、満たされる想い。
存在意義。
当時、学連で、
自分のドレスを自前で作れる人は、少なかったの。
学生にとって、かなり高価な物だったのよ。
それを、彼女はできた」

 

エレナ
「見せびらかしたい思いがあったのかな?
または
人に貸してあげることで、
自分が“上”に立ったような気持ちを感じたかったのかな?」

 

ジュンコ先生
「どちらも、考えられる。
ライバルに、勝った気分を、少しは味わえるかも・・・
彼女とワタシは、一応ライバルだったからね」

 

エレナ
「一応?」

 

ジュンコ先生
「そう。
これも裏情報なんだけど、彼女はワタシをいろんな意味で、
かなりライバル視していたようなの」

 

エレナ
「ジュンコさんは、
彼女のこと、ライバルとは思っていなかったのですか?」

 

ジュンコ先生
「ええ、全然・・・」

 

エレナ
「ふわぁ。
なんか、ドキドキしてきました。
“純白ドレス・仲違い(なかたがい)事件”
深層が見えてきたような・・・」

 

ジュンコ先生
「もっと、ドキドキする話をしましょうか(微笑)
彼女は、負けん気も強く、ものすごく頑張っていたけどね、
関大ではなく、パートナー校の人だった。
関大の男性と組むために、
ものすごく努力もしていたと思う。
でも、どうしても、組みたい人とは組めなかった・・・」

 

エレナ
「組みたい人って!?」

 

ジュンコ先生
「ワタシのリーダーよ」

 

エレナ
「でタァ!
そーなんだ。
ジュンコさんとリーダーとは、
恋愛カップルだったんですもんね。
組めない、ですよね」

 

ジュンコ先生
「別れさせられないように、成績もとっていたからね」

 

エレナ
「成績が取れないと、別れさせられるのですか?」

 

ジュンコ先生
「カップル解消させるぞ!って、先輩から脅される(苦笑)
ワタシのリーダーと組みたい女子は、
たくさんいたと思うわ。
最初からダンスはうまかったし、
関大のエースになり、
(学連の)連盟委員長にもなり、で・・・
全てを手に入れているかのような人だったからね」

 

エレナ
「彼女は、
ジュンコさんのリーダーのことが好きだったのですか?」

 

ジュンコ先生
「今となっては、それも、わからない」

 

エレナ
「深いなぁ」

 

ジュンコ先生
「今話した“下心”は、単に憶測よ。
本当に、
親切心だけで、ドレスを貸してくれたかもしれない。
でも、封印されていた“事件”について、
いろんな面から見直し、考え直すことで、
ワタシ自身の心は解きほぐされて行ったのよ」

 

エレナ
「なるほど・・・」

 

ジュンコ先生
「でね、こんな風にも考えたの。
自分だったら、どうしただろう?
同期の女子が、困っていたとして・・・
新調したばかりのロング・ドレスを、貸しただろうか?」

 

ミニ・ミニ ボイス

新開講「天理音楽体操」
無事終了いたしました。

担当教師の方、
地元、立ち上げ、おめでとうございます。
応援教師の方々、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

「天理観光農園」
想像していた以上に、ふわぁ〜な場所です。
空気がきれい。
近くにイノシシや鹿が出るそうです。

ログ・ハウス内の部屋は、
天井が高く、スカッとしたイイムード。
床貼りの上に絨毯(じゅうたん)ですが、全く問題なし。
様々なスペースに対応できるのも、
音楽体操の利点だな、と思いました。

で・・・感想
音楽体操・効果は、やっぱ、すごいです。
こわばっていたカラダ・ココロが
めっちゃイイ感じで緩んでいくんだね、と、再確認。
継続されることで、
劇的・進化されていくだろうなぁ〜と楽しみになりました。

ただし、
指揮をとる教師の存在&センス&能力によって、
大きく差がついちゃうため、
その辺りどうしていくかが、今後の課題。

さて、
本日、スタン専科です。
ご参加くださる皆さん、ありがとうございます。
かっこいいフィガー、伝えます!

え?
ワタシのカラダ、ですか?
まだ、変異中。
ですが、大丈夫でーす。

 

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2019-01-24 | Posted in エッセイNo Comments » 
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