エッセイ

2018-01-11
(第4007話)チョット中休み エッセイvol.133 とんでもなく嘘のような、どこまでも本当の話(11)~期待した霊現象、まったくなし・・・!?~

前回の続き。

トランスーションを開始したワタシが、
最初に捉えた素朴な疑問はこれだった。

「ボスは、なぜ、わざわざ、会いに来させたのか?」

彼の地は、屈指のパワースポットとして有名。
特殊な聖域とされ、
そのご神気をいただきにやってくる参拝者、観光客も多い。
だが、そのパワーを授けるためだけに、
呼ばれたわけでもないだろう。

元々、この53回目の誕生日は、
特別に意味のある日であった。
なんといっても、ブログ10周年。
この日に的を絞って、正体を明かすことで、
「会いに行きたい」
想いを誘い出し、
自然な流れを作った・・・これは、疑いのない事実。
絶対に、それ相当の非常に意味のある
「メッセージ」だったはずだ。

もう一度、問うてみる。

「ボスは、なぜ、わざわざ、会いに来させたのか?」
言い換えれば、会いに行く意味は、どこにあったのか?

ちょっと待って・・・
ワタシは、なぜ、ここに、違和感を持ったのだろう?
と考えてみた。

「あ〜!コレのために、会いに来させたんだな」
という、決定的な出来事がなかったからだ、と気がついた。
決定的な出来事とは、
お告げを聞いたり、光を見たり、轟音を聴いたりといった、
いわゆる霊現象。
「自分の守護&指導霊が、正体を明かし、
居場所に呼ばれ、わざわざ会いに行ったのに、
霊現象が何もなかった」
というところに違和感をもったわけだ。

ワタシはこの16年間、心の奥底で、ずっと、
ボスを慕い、会いたいと願っていた。
「会うことで、本当の愛に目覚めることができる」
「本当の愛を知れば、
(我を張るのではなく)正しく強くなれる」
と、確信していたのに。
(第3998話参照)
そういった、感動的なことなど、
何も、なかったではないか!?

それどころか、
慣れない「雪」に、振り回された感じだった。

今年は、例年以上の雪が降った、とは、情報を得ていた。
が、甘かった。
イメージができないここと、
ボスへのことばかり考えていたため、
雪への対策など、ほとんどしていなかったのだ。
寒くないように、
ものすごく着込んだ・・・それだけ(笑)
フード付きの上着ではなく、折りたたみの傘
リュックサックではなく、普通のバック
「雪道では、両手が使える方が良い」とは考え及ばなかった。
もっとも、失敗したのは、靴。
ハイヒールは、やめた(笑)
そこまで、浅はかではない。
が、選んだのは “船底シューズ”
履き慣れているとはいえ、
なんせ「不安定さ」がウリのモノ。
わざわざ、滑りやすい靴を履いて行ったことになる。

駅に降り立ち、目の前の雪道を見るや、
「やばい・・・」
が、どうすることもできなかった。

朝早かったため、
誰も踏んでいない美しい新雪の上に足を置くという
何やらうれしく、光栄な気分も味わった。
が、次の一歩を出すのが、
ここまで怖いと思ったのは初めてだった。
周りの美観を目にする余裕はまったくなく、
ただひたすら歩いた。
参拝もそこそこに、帰途に着いたわけだが、
なぜか、道を誤り、ケーブルに乗れず、徒歩での下山となった。

以下、ボイス

一歩、一歩・・
こんなに集中して歩いたのは初めてだ。
雪、ゆき、ユキ・・誰もいない。
パワーの満ち満ちた空間の中に、消え入りそう。

日頃の「ツリタレ・ウォーク」はどこへやら、
身をかがめ、恐る恐る、チョコチョコ・・
なんともひどい歩き方だったろう(笑)
しかも、道に、迷ったのだ。
が、実は、
「道に、迷いを持った」だけのこと、だったのだが・・・

上着も髪も、ぐっしょり。
自分の吐息だけが聞こえる世界で、
久しぶりに、ものすごい恐れに支配された。
「自分はどこへ行こうとしているのか?
駅に向かっているのか?
これで、あっているのかどうかさえ、全く、わからない」
わーん!!
泣きそう。

とその時・・・(以下 ボイス)

「あっ!」
急斜面で滑り、思い切り尻もちをついた。
現実的な痛み。

トランスレート中だったワタシは、ここで、ようやく
気づいた。

「ボス」のメッセージ、
翻訳への手がかりをつかんだのだ。

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”スタン&ラテン専科、終了!

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

スタン&ラテン共に、
「背骨」および「脚、腕の背骨・連結」に着目。
カラダのパーツ配置が“適材適所”になるほどに、
踊りやすくなる
相手とコミュニケーションが取れるetc.
体験していただきました。

高度なレッスンであったにもかかわらず、
ちゃーんとついてきてくださって、びっくり。
深部感覚レベルがアップした証(あかし)だねぇ。
嬉しいです!!
ありがとう!!

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加
2018-01-11 | Posted in エッセイNo Comments » 
Comment





Comment