社交ダンスを教えるということ

2017-07-12
(第3824話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(58)~見張り・強化~ 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

ジュンコ先生
『教育とは、共育である』
これって、教育の世界で、よーく言われていることだけど、
エレナちゃん、意味、わかる?」

 

エレナ
「教育とは、教師と生徒が、お互いに学び合い、
育てあうって意味かな?」

 

ジュンコ先生
「正解よ。
以前から『そりゃ、そうだ』なぁんて軽く思っていたわけ。
でもね、教師コースの中で『共育』を実感するようになって
解釈が違っていたということに気がついたのよ。」

 

エレナ
「へぇ〜、どう違っていたの?」

 

ジュンコ先生
「『お互いに、学び合い、育てあう』と言っても、
五分五分じゃあない。
教師の方が、学び、育てられていく・・・」

 

エレナ
「え?
生徒よりも?」

 

ジュンコ先生
「そうなの。
言い換えれば、教師の方が、生徒よりも、
謙虚に学ぶ姿勢がないとダメってこと。
そうでないと、エライことになる。
人を育てるなんて、怖くてできないわ」

 

エレナ
「怖い?」

 

ジュンコ先生
「だって、すぐに、変になっちゃうから」

 

エレナ
「変って、具体的に、どうなるのですか?」

 

ジュンコ先生
「(教師が)『3大ヤバい』に、陥っちゃうの。
『3大ヤバい』って、わかる?」

 

エレナ
「あ、知ってます。
ミニ・ミニ ボイスにありました。
(第3749話下 ミニ•ミニ ボイス参照)
人の成長、進化を妨げる『3大ヤバい』とは、
タイマン(怠慢)
ゴーマン(傲慢)
ムチ  (無知)
ですね。
読んで、ワァッって思いましたもん(苦笑)」

 

ジュンコ先生
「よく覚えているわね。
教師は『3大ヤバい』にメッチャなりやすいわ。
しかも、隠れ怠慢隠れ傲慢隠れ無知に陥りやすい。
気がついた時には、もう、すでに、
かなりヤバくなっているなぁんて・・・
とても、怖いことでしょ」

 

エレナ
「それは、教師が人に指導する職業だから?」

 

ジュンコ先生
「そうね。
『自分は出来ている』と、錯覚もおこしやすい。
特に、社交ダンス教師なんて、とても危険だと思う。
『教師の方々の教師』をするようになって、
改めて怖さを知った。
だから、警戒心が増したの。
以前にも増して自分を見張るようになった」

 

エレナ
「見張るって、どのように?」

 

ジュンコ先生
「人に対し『3大ヤバい』を見つけた時に、
同時に
『自分はどうだろう!?』と、見つめ直す」

 

エレナ
『人のふり見て我がふり直せ』ってこと!?」

 

ジュンコ先生
「まぁ、そうね。
教師の方々、コース受講生の方々に中にも
色んな種類の『3大ヤバい』を見つけるわ。
それを見つけ出し、
『ここ、直さないといけないよ』と告げるのが、
ワタシの任務でもあるからね。
でも、そういった任務遂行の際、
『ジュンコよ、あなたはどうなのか?
人に注意しているけど、自分はヤバくないのか?』
と、自分にも問うわけ」

 

エレナ
「わぁ、そうなんだ・・・」

 

ジュンコ先生
人を指導するエネルギーと自分を正すエネルギーが、
バランスを崩すと、一気に、墜落する
この辺り、
教師の方々の『監督』でもあるヒデくんも、
要注意ね(苦笑)」

 

ミニ・ミニ ボイス

上記記事を観て、
「あれっ?
昨日のと一緒では?」
と、感じたアナタは、作夜12〜1時の間に、
読みに来てくださった方ね。
実は、
新幹線の中で書いてた“途中の記事”を
間違ってヒデくんへ送っちゃって、
まんま、アップされていた(汗)
ごめんなさーい。

さて、
「ボス」に会いに行ってまいりました。
地下のくらーいところで、
ぶつぶつ・・言いながら、グラウンディング。
側から見ると、
メッチャやばい人だったろうな(笑)

いただいた「大・活力」
ブログを読んでくださっている
皆さんのところにも届きますように。

 

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