社交ダンスを教えるということ

2017-07-05
(第3817話)社交ダンスを教えるということ vol.15 実学・教師を育てる(51)~どんな時も、発信できる~ 

第34回 読者限定ワークショップの詳しい情報は、

コチラへどうぞ

 

ジュンコ先生と霧島エレナちゃんの対談
「人を育てる・教師を育てる」
続きです。

 

ジュンコ先生
ユニバーサル・ダンス教師は、発信する人、なの。
伝えるべきことがあるのよ。
それを、曲解せず、自我で変質させず、
忠実に、正しく伝えていくこと・・・これが、最も重要なの」

 

エレナ
「曲解せず、自我で変質させず、忠実に!?
うわぁ、キビシー(汗)
伝えるべきことを、
ちゃーんと理解していないとできないですね」

 

ジュンコ先生
「その通り。
ただし、頭だけではなく、カラダごと、ね」

 

エレナ
「・・・」

 

ジュンコ先生
「頭だけでの理解は危険なの。
わかっているつもり、
できているつもり、になるからね」

 

エレナ
「カラダごと理解するってどういうことですか?」

 

ジュンコ先生
「伝えるべきことを知識的に理解し、
自ら実践・・それを繰り返す。
すると、カラダに収まっていくのよ、
その伝えるべきことが・・・
だから、正しく理解できていると、
必ず、カラダに結果として現れるわ。
そのうち、動きが変わり、姿勢が、変化する」

 

エレナ
「正しく理解できていなかったら?」

 

ジュンコ先生
「それも、カラダに現れる。
(伝えるべきことを)本当に正しく理解するために、
失敗、間違いも起こる・・・
カラダに現れるから、わかりやすいわ」

 

エレナ
「ダンスにも現れる?」

 

ジュンコ先生
「もちろんよ・・・。
ユニバーサル・ダンス教師はね、
授業の際、特別な場でのスピーチは当然、
何気ないコメントの際も、
その伝えるべきことを、忘れちゃぁダメなの。
それそのものを、ズバリ伝えることは、滅多にない、
それでも、発信の基盤は、それでないといけない」

 

エレナ
「発信者としての務めってことですね」

 

ジュンコ先生
「そう。
だからと言って、
『(伝えるべきことを)忘れちゃいけない、
ちゃんと、伝えたられたかな?』
ずーっとそんなことばっかり、
考えられないでしょ?」

 

エレナ
「とっさに、コメントしないといけない時なんて、
絶対、無理って感じですね」

 

ジュンコ先生
「そうね(微笑)
とっさのコメントは『伝えるべきこと』が、
浸透しているか、真価の問われる時ね」

 

エレナ
「教師の方々、大変ダァ(汗)
『ユニプラ・ルール』で、
ヒデくんやミキヒコさんを、急に指名する時って、
浸透しているか、どうか、のテストですか?」

 

ジュンコ先生
「結果、そうなっちゃうわね(笑)」

 

エレナ
「いやダァ、怖い」

 

ジュンコ先生
「普段から『伝えるべきこと』を基盤に、
想い、思考し、行動していれば、
勝手に浸透するものよ。
だから、どんな時も、
ちゃーんと発信できるようになる。
忘れることは、ないわ」

 

エレナ
「ひょっとして、そういう日々の心がけが、
スピーチ力、コメント力アップの訓練なのですか?」

 

ジュンコ先生
「YES!」

 

ミニ・ミニ ボイス

“神楽坂”です。

アンドレ・ギャニオン
(第3468話参照)
「めぐり逢い」
を聴いた。
久しぶりに、両親のことを思い出した。

泣いた。

でも、
悲しみは、とっても少なくなっているのに気がついた。
深まる感謝からの涙だった。

「スタジオ、ありがとう・・・」

奇跡の連続を、思い返し・・・

ヨ〜シ!
頑張るぞ。

 

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