美ボディケア

2018-10-11
(第4280話)社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.9 アーム&ハンドの新境地(4)~広背筋つながり〜  

社交ダンサーのみならず、知っておきたい
アーム&ハンド基礎知識、続きです。

Q
「肩や腕を動かす時、
多くの筋肉が協調しあっていますが、
その中でも、
もっとも表層にある大きな筋肉は何でしょう?」

ジュンコ・メソッドでは
「上着」と位置付けているアウターマッスルだよ。

聞くところによると・・・
世界のチャンピオン・ダンサーは、
例外なく、この筋肉がゆるんでいて
非常に良い状態で使えているそうな。

さぁて、答えは、わかるかな?

A
広背筋です」

詳細については、過去記事でもアップしているんで、
興味のある方は是非!
(第31483152話参照)

この広背筋、起始部は、4箇所もあるのに、
停止部は、1箇所。
その1箇所が、なんと、腕(上腕骨)なんだ。
骨盤と腕は、広背筋を通してつながっている!
言い換えれば、腰背部から、腕は伸びているんだ。
ね、イメージするだけでも、すごいでしょ?

実は、広背筋には、ネットワークがあり、
(第3149話参照)
腕もそのネットワークの一部といえる。
で、そのネットワークにおいて大事なのは、
インナー(深部)とのつながりだ。
広背筋という
「上着」をカッコ良く着こなせるかどうかは、
インナー次第だということだ。

また、腕に関しても、
以下のようなことを知っておく必要がある。
腕の状態が悪いという時、
腕だけ“矯正”してもなかなかうまくはいかない。
腕は意外に「癖」をもっているものなのだ。
なぜって、腕は、
カラダのあらゆる部位と関係をもっているから。
その(関係の)ひとつが、
広背筋・ネットワークなのだ。
腕の状態(動きも含む)が変だな、というとき、
(広背筋の)起始部である4箇所周辺、みーんな、診断し、
広背筋・ネットワークすべてを
見直さないといけないかも・・・ということ
覚えておいてほしいんだ。

さて、
広背筋は「上着」だから、見た目の印象にも左右する。
美的ダンスのポイントでもあるため、
ダンサーにとっては、
絶対に鍛えたい筋肉!!でもあるが、
広背筋をダイレクトに鍛えるよりも、
まずは
インナー・リフトアップで、ツリタレ姿勢を目指し、
ナチュラルな骨盤前傾を手に入れたほうが良いだろうね。

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”スタン&ラテン専科、終了!
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

両レッスンとも、たくさんの方が来てくださって・・・
盛り上がったねぇ。
学びも多かったねぇ。

スタンでは
新フィガー伝授
ネック・アクション
ウォーク基本
アウトサイド・スイベル&
オープン・プロムナードのポイント・・
ふわぁ、中身、濃い!

ラテンでは、
ダウン・リズムを
筋膜スイッチONで、拡大&縮小を通して体験してもらったよ。
豪快かつ繊細なダンスへ!
日頃の「踊れるカラダ作り」が、効いているなぁと思ったよ。

“東京”なにか、変わってきたね・・・
この先、楽しみダァ。
ありがとうござました。

 

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2018-10-11 | Posted in 美ボディケアNo Comments » 
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