美ボディケア
2016-07-25（第3471話）社交ダンス教師に学ぶ 人体改造 美ボディ・ケアvol.8 胸郭にエンジンを！（19）～下位胸郭は割れて締まる！？〜
霧島エレナちゃんとの対談
「胸郭エンジン、作動せよ！」
続きです。
ジュンコ先生
「次は、下位胸郭について。
ここは側方の運動・・・横への広がりが特徴ね。
息を吸うと、ほら、フワァっと広がるのよ」
（エレナちゃんに触れさせている）
エレナ
「わぁ、こんなに広がるんですね！」
ジュンコ先生
「横へ広がりがスムーズだと、
良いことがたくさんあるのよ。
呼吸が楽になったり、姿勢が良くなったり、
腰の調子が良くなったり・・」
エレナ
「そういえば、
私、最近、ちょっと腰が痛いのですが、
下位胸郭の動きと関係があるのでしょうか？」
ジュンコ先生
「あるわ。
下位胸郭は、腰痛と関係が深いのよ。
例えば、身体を後ろに反らせる動きのとき・・・
これって本来は胸椎のお仕事なんだけど、
その時、下位胸郭は横に広がるのよ。
これ（横へ広がる動き）がうまくいかないと、
腰ががんばってしまう。
腰椎が胸椎の肩代わりをして、反ってしまうの。
これで腰痛になるケースが多いわ」
エレナ
「わぁ、そうなんですか！？」
ジュンコ先生
「スタンダード種目の女性ポイズは、
この下位胸郭が結構ポイントになるわね。
ここにバーンとした張りが持てないと、
腰をやられてしまう」
エレナ
「あぁ、そうなのですね」
ジュンコ先生
「ワタシ的には、
下位胸郭はものすごく重要部位。
なぜなら、ここから、下半身だから。
ここがしっかりしていないと、
胸郭エンジンは作動できないわ。
骨盤付近をエンジンとしてしまう。
そういう意味では、横広がりができるだけでなく、
しっかりと締まることも必要なの」
エレナ
「いわゆる『あばらを締める』ってことですね」
ジュンコ先生
「そう。
目指す下位胸郭は、
左右にカパッと割れていてとなおかつ、
ググッと締まってもいるもの。
また、
上位胸郭は開く、
下位胸郭は閉じる・・・これも良い胸郭の基本として、
重要なんだけどなかなか難しい。
綺麗な姿勢だなって方でも、
上位下位胸郭ともに、
開いてしまっているという人がほとんどね。
下位胸郭が開ききっていては、エンジンにならない。
強さが出ないのよ」
エレナ
「ジュンコ先生、
上位胸郭は開き、下位胸郭は締めるために、
何か心がけていることはあるのですか？」
ジュンコ先生
「浮遊肋を締める・・・かな」
エレナ
「え？そんなことできるのですか？」
ジュンコ先生
「ええ。
左右の浮遊肋が締まるイメージをしているわ。
力まずできるようになるには、
インナーの力が必要だけどね」
ミニ・ミニ ボイス
めずらしく、体調を崩した。
その日の夜中、金縛りのような状態になった。
目を開けると、部屋の景色が、
グニャァってゆがんで見えた。
が、全然、怖くなく、不思議な感じでもない。
と、
突然、懐かしいあの声が・・・
お母さんだ。
「ジュンコ、大丈夫かぁ？」
続いて、お父さんも。
「ジュンコ、元気か？
がんばってるんだな」
姿は見えない。
が、ハッキリと聞える。
ワタシの声は出ない。
でも、心で話せた。
「本当なの？
本当にお母さんとお父さんなの？」
そうだ、という感覚が、伝わった。
「いつも、近くにいて、見守ってくれているんだ」
うわーん・・・泣いてしまった。
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