快刀乱麻クリニック

2017-08-16
(第3859話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(29)~右と右から左と左へのスライド~

さて、「ホバァ・クロス」

「コンタクトはせず、軽く組み、リラックス。
お互いを前に置いただけで踊ってみてほしい」

そして、前回紹介した、テキスト知識に従い、
シャドーのような気分で踊ってみてほしい。

ポイントは・・・アライメントってことで、
そこに重点を置きながら、
1歩1歩、見直してみようか。

男性は 壁斜めに面して、
女性は、壁斜めに背面からスタートだ。
男性は、右足前進。
女性は、左足を後退。
左回転がかかるため「少し横」への後退となる。
次に、右足を寄せつつ、ヒールターンへ。
両足を閉じたまんま、LODに面する。
男性は、この歩順2は「左足横」で、中央斜めに背面する。
ハイ、ここでストップ。
女性は、両足を閉じたまんま、LODに面している。
男性は、両足を開いて、
中央斜めに背面している・・・いいかな?
男性は、右スウェイ
女性は、左スウェイがかかっている。

まず、このシーンが作れるようにしよう。
大事なのは、
足ではなく、カラダの中の活性が強くあること。
男女ともに、インナーを右回転させ続けていること。
次、歩順3
ここがキモだよ。
男性は、右足横へ 新LODの壁斜めに向けて
右足先を、新LODの壁斜めに向け、
ボディの回転は少なく、ね。
ここでも、両足を開いて、ストップだ。
女性は、左足横へステップし、新LODに背面。
で、女性も両足を開いたまんま、ストップしてみて。

で、チェックしてみよう。
共に、スウェイはない。
それから・・・
ね、ここで、ズレているでしょ?
男性のセンター付近に、女性がいる、よね?
右、じゃないよね?

それでいいんだよ。
このズレがスムーズかつ、ナチュラルにできると、
次の歩順45のウイング・ポジションがうまく作れるんだ。

ウイング・ポジションは、わかるかな?
男性の左と女性の左が出会うポジションだ。
通常の右と右のポジションの逆だね。
その右と右から、左と左に展開していくとき、
ボディがスライドするんだな。
お互いのボディを追うことに必死で、
うまくスライドできず、
ズレることができていないと、
ウイング・ポジションに入る時、
メッチャ力むことになるよ。

さて、歩順4
男性、新LODの壁斜めに面して左足CBMPに前進
女性は、右足をCBMPに後退し、新LODの壁斜めに背面

どう?
良い感じの場所に、
お互い立ててるんじゃないかな!?
歩順3で、お互いのボディを追うことで、
うまくスライドできず、
ズレることができていないと、
おっとぉ〜な「ホバァ・クロス」になるんだな。

 

ミニ・ミニ ボイス

“大阪”ワークショップ2日目、無事終了。
ありがとうございました。

「過去のワークショップの集大成ですね」
との声をいただいた。

衝撃の進化系フレーム。
美しいだけでなく、組みやすい!!
踊りやすい!!
インナー・スイング・ラインの量や、
「分離」レベルに比例し、「連結」レベルが決まるのね。
いやいや、歴史を感じたよ・・・
「3K禁止」で、よくここまで来れたねぇ。
感涙。

展望が、ミエタ。

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加
2017-08-16 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
Comment





Comment