快刀乱麻クリニック

2017-08-11
(第3854話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る あのフィガーの見過ごし難点に迫る(24)~回旋・ミルフィーユ~

背骨が本来持っている機能
「カップリング・モーション」による
スウェイ&ターン機能を活かしつつ、
スリー・フォーラウェイを行うには、
“ある部分”との連動が必要なんだ。
それができないと、
ストライド(歩幅)の出ない、
小さなスリー・フォーラウェイで終わってしまう。

さぁて、“ある部分”はどこでしょう!?
それは、
股関節

股関節がスルスルって上手く働いてくれると、
背骨の側屈&回旋から生まれた動力が、
うまーく移動に繋がっていくんだな。

スリー・フォーラウェイの際、
股関節がスルスルって
上手く働いてくれているかどうか、は、
鼠蹊部に現れる。
鼠蹊部にすき間ができ、曲がってくれる・・・
実は、
その鼠蹊(そけい)部が屈曲(まがる)ことによって、
スウェイ・レベルも一気にアップするんだ。

では、どんな感じなのか、
一つひとつ見ていこう。

まず、
1回目のフォーラウェイ部分
今から言うようにやってみて。
男性
両足を開いて立つ。
脚をブラブラ、ツリタレ状態を作る。
楽にフレームを作り、左右に背骨を揺らす。
両足先を左へ。
体重を右へ。
背骨の側屈&回旋を開始、左を折る、右へ回旋。
右側鼠蹊部を外側に向け、折っていく。
それに連動し、右ヒザ、左ヒザ共に、前へゆるむ。
頭は左へ。
できたかな?
右側アバラがぐっと張って、
左側アバラが縮まった感じ?
OKだ。

そこから、左足を右足の後ろ、1直線上に後退する。
この時も、脚を持っていこうとせず、
背骨の高いところから動く。
カラダが絞られて、きつい!?
それでいいんだよ。

ハイ、これで1回目のフォーラウェイ部分終了だ。

次、女性
両足を開いて立つ。
脚をブラブラ、ツリタレ状態を作る。
楽にフレームを作り、左右に背骨を揺らす。
両足先を右へ。
体重を左へ。
背骨の側屈&回旋を開始、右を折る、左へ回旋。
左側鼠蹊部を外側に向け、折っていく。
それに連動し、左ヒザ、右ヒザ共に、前へゆるむ。
頭は左後ろの方から右へ。(PP)
できた?
左側アバラがぐっと張って、
右側アバラが縮まった感。

そこから、右足を左足の後ろ、
1直線上に後退する。
男性同様、脚を持っていこうとせず、
背骨の高いところから動く。
男女組んでやってみると
アララ、綺麗!
ピクチャーポーズみたい!なら、正解よ。

 

ミニ・ミニ ボイス

神楽坂・音楽体操で、
またまた、すごい体験しちゃったよ。

86歳のおばあちゃん、ミラクル、コンテニュー。
マイケル・ジャクソンで、楽しく2ステップ。
そんでもって、
乙女のように(!?)可憐な表情で、
「真夏の果実」を踊ったぁ!?

わずか1時間で、参加者全員が激変。
カラダの中で、お話できるようになっちゃった。
音楽体操、恐るべし。

教師の方々、
しっかり教授できるように、ガンバ。

自らも、もっと進化していかなきゃ・・・。

さぁて、
本日のシニア会も楽しみだ。
ヒデ先生、よろしく。

 

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2017-08-11 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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