快刀乱麻クリニック

2016-11-13
(第3582話)快刀乱麻クリニック ダンスの根本的“なぜ?”の解決に迫る スイングの実学(32)~リバース・ターンも後退意識で〜   

前回の続き。

フェザー・ステップは、右回転
カラダの中を前進用に、
スリー・ステップは、左回転
カラダの中を後退用に使う。
という意識を取り入れ、
フェザー・ステップとスリー・ステップを繰り返し踊る
ヒデヒコさん。

 

ジュンコ先生
「どうかな?
何か気づいたことはあるかしら?」

 

ヒデヒコ
「なぜ、今まで、
スリー・ステップがやりにくかったのかが、
わかってきました。
後退意識がなかったから、
女性よりも、早く動こうとしていたんです。
それで、つんのめってしまって、
2歩目がヒールから出られませんでした」

 

ジュンコ先生
「解決して良かったわね」

 

ヒデヒコ
「あ、リバース・ターンも、一緒ですよね?
左回転だから・・後退ですね?
女性のヒールターンのリードができないのは、
後退意識がなくて、
前進していたからか・・・」

 

ジュンコ先生
「あぁ、よくあることね。
ちょっと、試してみましょうか」

 

ヒデヒコさんと、ジュンコ先生、
一緒にリバース・ターンをやっている。

 

ヒデヒコ
「今まで通り(歩順1の)左足前進の時、
前進しようとやってみます」

 

ジュンコ先生
「押されるわね。
(歩順2の)右足も早く出てくるから、
女性は、ヒールが揃わない」

 

ヒデヒコ
「あぁ、いっつもこんな感じです(苦笑)
では、後退意識でやってみます」

 

ジュンコ先生
「OK!全然違うわね」

 

ヒデヒコ
「自分でも、できたって感じです。
面白いなぁ。
そういえば、スリー・ステップって
タンゴのウォークの感じに似ていませんか?
今回、スリー・ステップをちゃんと習ってそう思ったのですが」

 

ジュンコ先生
「いいところに気がついたわね。
そうね。
とても、似ているわ。
タンゴは“左”の世界観を
しっかりと持たないと踊れない。
だから『左回転は後退だ』という意識を
刷り込める種目なのよ」

 

ヒデヒコ
「へぇ〜、そうやったんや。
タンゴは左回転とは知っていたし、
お腹を引き締めて踊ろうとはしていたけど、
後退とは思わなかったわ」

 

ジュンコ先生
「試してみる?」

ヒデヒコさんと、ジュンコ先生、
一緒にタンゴ・ウォークをやっている。

 

ヒデヒコ
「わぁ、こんな感覚、味わったこと、ないです。
すごく、カラダがしっかりしますね。
カラダの中が、きついですが・・・」

 

ジュンコ先生
「外のスイングが無い分、インナーに来るからね」

 

ミニ・ミニ ボイス

“東京”ユニプラ終了。
お世話になった会場での、ラスト・レッスン。

インナースイング・アップのスロー・フォックストロット
皆さんの“内圧”による熱気で、鏡が曇ちゃいました。
セレクト・ルンバでは、リード&フォローの原点を体験。
・・・感動的でした。
みんなぁ、上手くなったねぇ〜(涙)

次回は、神楽坂・ユニプラだよぉ。

 

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2016-11-13 | Posted in 快刀乱麻クリニックNo Comments » 
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